廃棄野菜のハッピーエンドをつくろう。

形が悪かったり、虫に食べられていたり、干からびてしまっていたり。売られることもなければ、食べられることもない、なんとも切ない運命にある廃棄野菜たち。ある調査によると、その量は世界で13億トン(年間)にものぼるのだとか。

そんな“彼ら”にも「ハッピーエンド」をつくることはできないだろうか?ハートフルな発想のもと、野菜を取り巻く新たな循環の輪が日本から生まれようとしています。

野菜を取り巻く
ポジティブな循環

「Vegeloop(ベジループ)」は、廃棄野菜からつくられた野菜の栽培キット。捨てられる運命にあったものを、美味しく食べられるかたちで生まれ変わらせることができるのだそう。

まずは肥料へ

まず、廃棄野菜を生ゴミ処理機で肥料のもとに。

その後、廃棄野菜を再現した紙で種と一緒にラッピングし、土へ。上の写真、ホンモノの野菜だと思っていませんでしたか?

水をかけると溶けて、野菜が育ち始めます。

これが、廃棄野菜のBefore/After。イキイキと甦っていて、見ているこちらもなんだか嬉しく、清々しい気持ちになりますね。

それにしても、捨てられる運命でしかなかった存在に新たな命を吹き込むような“再生系アイテム”ってなんだかすごく惹かれます。動物だけでなく、植物の命だってかけがえのないもの。そんなことに改めて気づかせてくれたのが、「Vegeloop」でした。

Licensed material used with permission by Vegeloop
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。