京都340年の伝統を受け継いだ「ホットスクラブクレンジングジェル」

京都・伏見の地で、340年以上にわたる伝統を紡いできた造り酒屋、増田德兵衞商店。

2017年6月29日、この由緒ある酒蔵を舞台に、伝統と現代を結ぶ新たなスキンケアブランド「yuiki」のお披露目会が行われました。

吹き抜けの天井と張り巡らされた梁。日本家屋ならではの品格を感じる会場には、新ブランドの門出を祝い、多くの人々が集いました。

列席者には、増田德兵衞商店の看板銘柄「月の桂」と、京料理「木乃婦」の料理がふるまわれ、歓談の時間には会場のあちらこちらから、楽しそうな笑い声が聞こえていました。

伝統と現代を結ぶ
新たなスキンケアブランドが誕生

はじめに壇上に立った松本純香さんは、「yuiki」の開発を手がけるNextPageの代表。そこで語られたのは、新ブランドに込めた想いについてです。

松本さん 「『yuiki』というブランド名は、『yui = 結』『iki = 粋』という意味を持っています。「結」という言葉には、人と人、人と土地、そして伝統と現代を結んでいきたいという想い。「粋」という言葉には、『生き』『息』といったポジティブなエネルギーも内包されており、日本女性らしい輝きを身にまとい「粋」な美しさを手に入れてほしいという願いを込めました」

「結」と「粋」。文字が表す意味はもちろん、凛とした言葉の響きからも、日本らしい洗練された美しさが感じられます。

ブランドを象徴するデザインにも、和の雰囲気漂う水引と「伝統美」という花言葉をもつ蓮華升麻が取り入れられていて、「伝統と現代を結ぶ」という一貫した想いが伝わってくるようです。

受け継がれる醸造発酵の技術が
現代女性の美しさにつながる

そんな「yuiki」の記念すべき第一弾の商品は、落とすケアに着目した「ホットスクラブクレンジングジェル」。唯一無二の魅力は「月の桂」の酒粕が含まれていることです。

酒粕は、発酵食品ならではの栄養にあふれていて、肌にツヤやハリを与えてくれます。

松本さん 「発酵の力を活かしたスキンケア商品を作ろうと思ったとき、日本の伝統的な発酵食品である酒粕を使いたいと考えました。そして、増田德兵衞商店様をご紹介いただいたんです。京都・伏見でもっとも古い酒蔵ということで、『伝統と現代を結ぶ』というコンセプトにぴったりだと感じました」

「酒粕を化粧品に使いたい」という話を聞いたとき、十四代目・増田德兵衞さんは、「とても光栄なことだと思った」と語ります。

増田さん 「日本酒には先人の知恵がたっぷりつまっています。醸造発酵の技術は、現代のバイオテクノロジーの原点です。だからこそ今後もたくさんの可能性が広がっていくはず。伝統はただ守っていくものではなく、受け継ぎながら革新させていくものです。私たちが紡いできた日本酒の醸造発酵の伝統を、『yuiki』の化粧品はもちろん、さまざまな分野に活用していってほしいと願っています」

1000年続く都だからこそ
進化してきた技術がある

お披露目会には、京都市長である門川大作さんも列席。門川さんは、「yuiki」のような伝統と現代を結ぶ取り組みは、京都の土地柄に通ずるものがあると言います。

門川さん 「京都という街は、1000年以上にわたって営みが続いている世界でも類を見ない都市です。だからこそ『陶器からセラミック』『花札からゲーム』と、技術がひと続きに進化してきた。『yuiki』の伝統と現代を結ぶ取り組みも、そこに通ずるところがあるような気がしています。今後もあらゆる可能性に挑戦していってほしいですね」

会がお開きになるころには、集まった列席者の方々に、お土産として「ユイキ ホットスクラブクレンジングジェル」と、この日のための特別なパッケージに包まれた「純米酒 祝 磨き八割」が手渡されました。

酒粕配合のクレンジング
気になる使い心地は?

「ユイキ ホットスクラブクレンジングジェル」は、肌の上でとろける温感美容液ジェルと、やさしく汚れを落とすコンニャクスクラブに、思わずうっとりしてしまう使い心地。

また、酒粕エキスをはじめとする8種類の発酵エキスが、肌にハリやツヤを与えてくれるので、しっとり、するんと洗い上がります。

クレンジングしただけなのに、美容液を塗った後のような肌心地。使い続けるほどに、その効果を実感できそうです。

スキンケアを通して伝統を紡いでいく「yuiki」。先人の知恵と、それを受け継いで起こした革新がもたらす力を、自分の肌で確かめてみてください。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。