小・中学生のSDGs認知度は驚異の98%!キーワードは「平等」【調査結果】

今や大人でなくともSDGsについて考える時代で、むしろ若い世代の方がそれに対する関心が高いともいえる。

昨年4月に「SDGsについて全国小学生アンケート」の結果をまとめた記事を公開したが、それから約1年で大きな変化が......。

当時、「SDGsを知っている」と答えた小学生が全体の48.5%だったのに対して、今回は驚きの98%(ちなみに中学生は99%!)

この調査結果を発表したのは子ども向けサイト「キッズ@nifty」を運営する「ニフティ株式会社」で有効回答数は1022。

新聞社が中心となっておこなった昨年の調査では1万5104の有効回答が得られており、この結果を一概に比較することはできない。

それでも、この数字はわずか1年余りでのSDGsの認知向上を裏付ける資料と見てもよさそう。

そして、17のゴールのなかで関心が高い項目についても、興味深い結果が。

小・中学生ともにトップ3が順に「ジェンダー平等を実現しよう」「人や国の不平等をなくそう」「平和と公正をすべての人に」となった。

その理由については「いまだに日本は『女子は』『男子は』の風潮が強い」「トランスジェンダーの人も差別されない世の中になってほしい」などの現状を正確に把握した意見が多い。

実際に授業のなかでジェンダー平等についてのポスター作成をおこなうといった事例も出てきており、これからの時代、「平等」という言葉がより大きなテーマになっていくかもしれない。

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