世界の海面平均気温、「過去最高」に……

世界の海面平均気温が、2016年に過去最高となった21℃を超える21.1℃になってしまったようだ。

これは「National Oceanic and Atmospheric Administration（アメリカ海洋大気庁）」によるデータで明らかになった。

ちなみに2016年当時は、太平洋の熱帯地域の海水温を温めるエルニーニョ現象が海水温上昇の原因となっていた。

最近はエルニーニョ現象が発生しない中立的な気候の時期にもかかわらず、海水温が高くなっていることから、温室効果ガスの排出による地球温暖化が今回の原因だと科学者たちは指摘している。

また、海水温の上昇は海洋生物に影響を与え、それが食物連鎖、ひいては人間の栄養状態にも悪影響を及ぼす可能性があるとも警告している。

自然環境が悪化してしまい手遅れになってしまう前に、私たちは一丸となって地球温暖化を食い止める方法を探さなければいけないようだ。