世界の気温上昇、1.5℃を超える予想【世界気象機関の報告書】

世界気象機関(WMO)が公開した最新報告書によれば、2027年までの5年間で、世界の平均気温が産業革命前と比較して1.5℃を超えることが少なくとも1回起きる確率は66%になるそうだ。50%を上回るのは初めてのことで、WMOは警鐘を鳴らしている。

ただし、これは一時的なものであり、永久に超えるという意味ではないとも明らかにしている。

気温上昇には、化石燃料の燃焼による温室効果ガスの増加や、地球温暖化に影響を与える海面水温が高くなる「エルニーニョ現象」の発生が予測されていることが関わっている。

1.5℃を超えると、干ばつや山火事、熱波などの異常気象の頻度を増加させたり、その強度が高まったりする可能性がある。

WMOのPetteri Taalas事務局長は、「温暖化するエルニーニョが今後数ヶ月の間に発生すると予想され、これが人為的な気候変動と組み合わさって、地球の気温を未知の領域へと押し上げるだろう」とコメントしている。

今後は、一人ひとりが地球に対してできることを考え、実践していく姿勢が重要になるのだろう。

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