未来の世界では、ホログラムやロボットと暮らすのがスタンダードな生活スタイル

AIアシスタントを搭載したデバイスといえば、スマートフォンやスマートスピーカーなどが代表的だろう。しかし、将来的にはホログラムがAIアシスタントの役割を果たすかもしれない。

ドイツの「Deutsche Telekom」が、「Concept T」という研究成果を発表。最先端テクノロジーを活用したコミュニケーションの未来を描いている。

同社の研究成果の1つが、「Concept View」。「Emma」という名前のアバターが、ホログラムを通じてユーザーのサポートをしてくれるらしい。

©Deutsche Telekom

「このパンツに合う靴は何?」「おすすめの映画を教えて」「ダイエットにぴったりのレシピは?」など、さまざまな質問に答えてくれるとのこと。

また、デジタルウォレットの管理や室温の調整、3次元の画像の表示などもできるそうだ。

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2つ目は、「Concept Level」というカスタマイズ可能なルーター。インターネット接続はもちろん、あらゆる機能を追加できるらしい。

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例えば、円筒形のモジュールにはAI音声アシスタント機能が搭載されており、スマートホーム化できるとのこと。

円錐形のモジュールにはWi-Fiセンシング機能があり、玄関や部屋などを監視するホームセキュリティの役割を担うという。

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3つ目は、「Concept Buddy」。大きな目と笑顔が特徴の小型ロボットだ。

この愛らしいルックスのロボット、じつは高性能。なんでも、「Concept Level」に搭載されているすべての機能を備えているようだ。

しかも自走できるため、家の中を移動してピンポイントで空気の質をチェックしたり、観葉植物に水やりが必要かどうかを教えてくれたりするとのこと。トレーニングの映像を壁に投影して、運動をサポートしてもらうことも可能なんだとか。

未来の世界では、ホログラムやロボットと暮らすのがスタンダードな生活スタイルなのかもしれない。

Top image: © Deutsche Telekom
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。