これ、全部「Excel」で描いたんです。日本人男性によるデジタルアートが海外で話題に!
作品を制作した堀内辰男さん(75歳)は、パソコン画を始めてから15年、今も新作を発表し続けている、海外でも話題のデジタルアーティストです。驚きなのは絵を描くために使っているツール。
「Excel」で描いたアート!?
これは、『城址濠の桜』という作品。2006年オートシェイプ画コンテストで「特別部門大賞」を受賞したパソコン画です。翌々年の作品も素晴らしい出来栄え。
『金屏風・山郷の眺望』。2008年オートシェイプ画コンテストの「特別部門大賞」受賞作品。どちらも、まさかExcelで描いたとは思えません!
60歳を目前に、早期退職をしてパソコン画を始めたという堀内さん。本人も「表計算ソフト」に秘められていた描画力には驚いたそうですが、周囲にいた若者が上手にグラフや図形を描く様子を見て、これなら絵もかけるのでは?と思い立ったことがきっかけだとか。
「Spoon & Tomato」にはこんなコメントが。
「グラフィックソフトは高価ですが、エクセルならほとんどのPCにはじめからインストールされています。それに、機能も豊富でペイントよりもカンタンに使えますよ」
その他の作品も素晴らしいものばかり。なかにはプリントアウトして大きな屏風をつくったものも。これをきっかけに、多くの人が堀内さんの元を訪ねるようになりました。今ではアートを紹介する多くのメディアで掲載され、その注目度はいっそう高まるばかり。
WEBサイトでは、その他の作品はもちろん、パソコン画や年賀状のつくりかたを紹介しています。パソコンにExcelが入っている人は、ぜひ挑戦してみては?こんなに複雑な表現ができるなんて、スゴイ!
Reference:Spoon & Tomato