「あなたは、絶対できる」両親に肯定されて育った女の子は、リーダーシップを発揮できる

谷本有香
経済キャスター/ジャーナリスト
証券会社、Bloomberg、日経CNBCなど金融経済番組のキャスターとして従事、日経CNBCでは初の女性経済コメンテーターに。2011年からフリーランスで活動中。英ブレア元首相やマイケル・サンデル ハーバード大学教授の独占インタビューはじめ、マレーシアのマハティール元首相やハワード・シュルツ、スターバックス会長兼CEOなど世界の1000名を超える著名人にインタビュー実績あり。テレビ朝日「サンデースクランブル」など多数出演。

私は仕事柄、政治・経済におけるリーダーたちと接する機会が多くあります。そのなかで、最近強く感じているのが、「リーダーに求められる資質が変化してきている」ということ。これからの時代に必要とされるリーダーの在り方──そのキーワードは、「女性」と「自己肯定感」。とくに女の子を育てるご両親に、この記事を読んでもらえれば、と思います。

国際会議で、企業で、
求められるリーダーが変わってきた!

160211_girlscout_003

変化の一例として挙げたいのが国際会議です。出席者は全員が各国のリーダーたち。以前はトップダウンに近いかたちで進められることもありましたが、最近は変わってきました。国際会議のリーダーたちは、自分の主張を無理に通そうとするのではなく、他者の長所を認め、会議の力を最大化するように、全員が行動するようになってきました。

ビジネスの現場でも同様です。これまでのリーダーは、トップダウンで物事を決定していくマッチョなタイプの方がほとんどでしたが、近年はもっと周囲の意見を活かし、チーム全体の力で意思決定していくような、共有型リーダーシップが増えてきています。共有型は、男性だけでなく女性こそがその特性を活かせるリーダーシップのかたちです。

折しも、2016年は、4月に女性活躍推進法の施行を控え「女性活躍元年」と言われています。今後、共有型リーダーシップの「女性リーダー」がさらに求められるようになってくるのは間違いないでしょう。

共有型のリーダーシップは、
家庭や地域でも発揮できる

Mother playing with her cute two daughters.

さて、私は「共有型リーダーシップの女性リーダーになれば出世できますよ」と言いたいわけではありません。たしかにこれまでリーダーシップは、出世や経済的な成功のために身につける能力というイメージがありました。しかし、これからの時代のリーダーシップは、もっと本質的な能力だと考えています。

周囲の意見を聞き入れ、それを尊重し、それぞれに役割を与えて、自分一人ではなくみんなで物事に対応する──それは、ビジネスシーンのみならず、家庭や学校、地域コミュニティといったあらゆる場所で活きてくるはずです。だからこそ、これからの未来を担う女の子たちにぜひとも身につけてもらいたいと思うのです。

リーダーシップを育むために
必要なのは「自己肯定感」

160211_girlscout_004

では、その共有型のリーダーシップを身につけるために、どんな教育が必要なのでしょうか? 私は教育のプロではありませんが、多くのリーダーたちを取材してきた知見から、「自己肯定感」を育んであげることが重要だと思っています。

ある方は幼い頃を振り返り「母親が幼い頃から『あなたには可能性がある、絶対に活躍できる』と自信をつけてくれたことが大きい」と語ってくれました。共有型のリーダーたちのなかには、同様のエピソードを持つ人が少なくありません。たとえ学校の成績がよくなくても、運動が苦手でも、経済的に苦しい環境であっても、自分を肯定してくれる人や場所があることで、強い自己肯定感を持ちながら育ってきたという共通点があるのです。

家庭や学校だけじゃない
鍵は、第三のコミュニティの存在

160211_girlscout_005
ただし、現在のライフスタイルや教育環境のなかで、子どもたちが自己肯定感を高めるのは簡単なことではありません。核家族化が進み、家庭内でのコミュニケーションの時間は減少傾向にあります。そのため、前述のエピソードのように家族が子どもたちを肯定してあげる場面も限定的になってきます。また、学校に目を向けても「自己肯定感を養う」というのは、算数や国語のように体系だった科目ではないため、担保するのは難しいでしょう。
女の子の自己肯定感を育むのに、どんな方法があるでしょう。家庭や学校以外の第三の場所、地域のコミュニティがあるといいかもしれません。チームで行動し、個々がリーダーシップを発揮できるような場所、自分の可能性を信じ、見つけられるような場所を用意することが、ひとつの答えではないでしょうか。

ガールスカウトは全国1,000ヵ所以上の地域コミュニティに拠点を置き、活動しています。体験活動を通して自己肯定感を養い、誰もが役割に応じたリーダーシップ能力を培うことができます。考える力・行動する勇気・そして支えてくれる仲間を得て、お嬢さんが成長できるコミュニティ。それがガールスカウトです。btn_girlscout_160223_01

Sponsored by ガールスカウト日本連盟

両親の離婚。6歳の子どもにとって、その意図を汲み取ることなんて、普通に考えれば難しいこと。この動画に登場するティアナちゃんとて同じはず。ところが、彼女は、...
仕事でも仲間同士のコミュニティでも、いざリーダーシップを取ろうとすると、とても大変。それは、誰もが経験から知っていることでしょう。たとえ自分が上のポジショ...
ある程度のキャリアを積めば、誰しも「リーダー」という立場に立たされるもの。とはいえ、自分にはリーダーシップなんかないし、向いていないと感じる方も多いと思い...
最高に楽しく、充実した毎日を積み重ねていきたい。そうは思っていても、実際にどうすればいいのかは、なかなかピンとこないものですよね。そんなあなたに向けて「Y...
それは絶対ではありませんが、たしかに世の中には、長男らしさ、長男ならではの性格の特徴というのがあります。優しさとおせっかい、リーダーシップと頑固さなど、長...
「エジソンやナポレオンは4時間しか寝なかった」とか、「織田信長の睡眠時間は3時間だった」とか、何かと偉人たちのショートスリーパー伝説が語られがちな昨今。か...
Twitterで、2,200万人以上のフォロワーを持つフランシスコ法王。彼は米雑誌「Time」で、2013年を代表する人物に選ばれました。新しいことにチャ...
家族は、何にも変えられないかけがえのない存在。知らないうちに自分に染み付いていた癖が両親そっくりだったりして、成長していくにつれて、その計り知れない影響力...
結局、男の子と女の子どっちが得をしているのか?こんな疑問に、米メディア「WittyFeed」がユーモアたっぷりのイラストを添えて、答えを導き出そうとしてい...
これまで、両親と過ごす「残り時間」を意識したことはありますか?ここに紹介するアプリは、否が応でもそれを意識させられる、ただひとつの機能を備えたもの。でも、...
米ジョージア州アトランタに住む、6歳の男の子Leland君が2015年9月に永遠の眠りにつきました。外で遊んでいた彼は突然、バラムチア・マンドリルリス感染...
「Shanghaiist」の記事によれば、中国の上海で「高齢の両親を訪問しないと、クレジットカードのスコアに傷がつく」という、仰天法案が2016年5月1日...
「男性が選ぶべきは大家族出身の女性だ」そんな独特の視点でまとめられた記事が「Elite Daily」で話題です。書いたのは女性ライターGigi Engle...
最近何をやってもうまくいかない、マイナス思考がクセになっている、などの悩みがある人はいませんか?永谷研一さんの著書『できたことノート』では、毎日あるメモを...
憧れの「大人の女性」。年齢を重ねればいつか私も…なんて思っていたら大きな間違いです。いつまでたっても中身は「女の子」なんていう女性にならないために、読んで...
女性心理はかなり複雑。あえて自分の気持を悟られないよう真逆の行動をとることも…。気になる相手がいる場合、それが脈ありからのしぐさなのか気になってしますよね...
あなたの理想のタイプは、どんな女性ですか?芯の強い女性、かわいらしい女性、やさしい女性…きっと好みはさまざまでしょう。でも今回は女性の特徴ではなく「家族構...
バックパッカーの女の子たちから聞く話ほど、刺激的で面白いものはありません。さまざまな経験をしてきた彼女たちは、他の女の子とは違った魅力を持っています。「I...
一人っ子と聞いたときに、あなたはどんな性格を想像するでしょうか? しっかりしているという反面、ちょっとわがままでマイペースだな、と思ってしまう部分もあるか...
寒さが和らぎ、あたたかい日差しを感じる季節がやってくると誰だって嬉しいもの。道端に咲くたんぽぽや河原でツクシが育っている様子を見ると、様々なものが春の訪れ...