【現実になる日も遠くない!?】死者の生前の記憶を再現する<MRI技術>が最先端すぎる・・・

日進月歩する最先端の科学技術は、警察の「犯罪捜査」においても重要な役割を担っている。指紋鑑定や声紋鑑定もその一部だし、DNA型鑑定の精度も昔とは比べものにならない。そして、ひとつの画期的な捜査技術が開発された。それが「MRI捜査」、人の脳に残された記憶を映像化するという技術だ。

使い方を間違えればパンドラの箱ともなり得る「MRI捜査」とは、一体どのような捜査なのだろうか──?

死者の脳に残された記憶を映像化する「MRI捜査」

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「MRI」とは「Memory Reproduction Imaging」の略である。臓器の断面像を得るために用いられている医療技術とは根本的に異なる。簡単に言えば、「MRI捜査」は殺人事件被害者などの脳に強力な磁気を当て、故人が生前に見ていた映像をスキャンし、その映像を捜査に活かす、というもの。

再現できるのは人の記憶に残された映像のみ。音声は再現できないため、捜査に十分活かすためには読唇術が不可欠となることや、死後時間が経った脳では映像化がそもそも不可能であること、スキャンしたものをスクリーンに映し出すには、まず死者の記憶を捜査官の脳に移行しなければならないなど、この捜査方法には物理的な課題もまだまだ多い。

期待されるメリット・・・捜査効率が格段にアップする

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事件前後の記憶をすべて蘇らせることができるとなると、捜査効率が良くなるのは言うまでもない。例えば、被害者の脳をスキャンすれば、そこには被害者が最期に見たであろう「犯人」の姿が写っているはずだ。となれば、何ヶ月かかっても解決できなかった捜査もほんの数日で解決できてしまうだろう。

不安視されるデメリット・・・法的証拠として適用できない?

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ただ、MRI捜査にはデメリットもある。脳内映像は当人の主観によるものであり、客観性が認められないため法的証拠にはならないのだ。つまり、現状では確実な裏取り捜査が別で必要になってくるということ。さらに、事件に関係のない記憶をも映像化してしまうので、モラル的観点からしても「完全な正義」とは言い難い。

そして、もうひとつ。じつは一番恐れられているのは、MRI捜査に従事した人間の精神に異常をきたす可能性があるということ……。死者(犯人や被害者)の喜怒哀楽といった感情ともいえる記憶も移行されてしまうため、客観性を失った瞬間、脳内が死者の記憶に浸食されてしまうのだ。もしそれが猟奇的殺人犯のものだったら──精神錯乱も致し方ないだろう。

近い未来には現実に……!?

実はこの「MRI捜査」、すべて架空の産物。とはいえ、現在の技術も既にその一歩手前まで来ていると言っても過言ではない。例えばカリフォルニアでは映像を見た時の脳内の血流を解析し、測定値から脳内映像を再現させることに成功したという例もある。2017年には、イタリア人医師の手によって世界初の「頭部移植手術」が現実に行われようとしている。

それら技術の延長線上にMRI捜査は存在する。制度として確立すれば警察業界に革新をもたらすのは間違いないだろう。

「MRI捜査」が実現した近未来をリアルに映像化!映画『秘密 THE TOP SECRET』

「MRI捜査」が取り入れられた未来は一体どのような世界になるのか?それをリアルな映像で観ることができるのが8月6日(土)に公開される秘密 THE TOP SECRET』だ。

映像不可能とされた清水玲子の手による人気原作コミックを大友啓史監督が満を持して映像化。2060年の警察庁を舞台に、MRI捜査を用いて事件の真相を暴いていくという手に汗握るストーリーもさることながら、映像化に5年の月日を要したと言われる脳内記憶を映し出すスクリーンやMRIスキャナーのセットは必見だ。

映像にさらなるリアリティを吹き込む俳優陣の演技も見どころ。生田斗真や岡田将生、吉川晃司、松坂桃李、栗山千明、リリー・フランキー、椎名桔平、大森南朋など実力派はもちろん、特筆すべきなのは今回ブラックヒロインに抜擢された織田梨沙の怪演。まさに記憶に刻み込まれること間違いなしの映像をぜひ劇場で体感して欲しい。

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