「善い行い」をしたので、あなたを逮捕します!

警察官が人を呼び止めるケースは、どうしても「犯罪の取り締まり」のイメージが強い。でも、ここカナダ・ナナイモでは、真逆のことが行われています。

彼らが捕まえているのは、善い行いをしている子どもたち。そして、あるキップを手渡すのです──。

褒めて、伸ばす。

Medium 3ce18ff7d5d1a57bc615c2b5ad355a49cd6f1271

彼らが発行するのは、「ポジティブチケット」と名付けらたもの。日本語に訳すなら「善行切符」といったところでしょうか。

Medium ee3904d8d1bbaedb5aba5f79a644df0f8dd12743Medium 45473b218db551148026ee810f504a6595ba7b23

たとえば、ルールを守って横断歩道を渡ることができたとき。さらには、ちゃんとヘルメットを被って自転車に乗れたとき。子どもたちにとって、警察官から手渡されるそれはトロフィーのようなものなんだとか。

Medium 36732e4b81bee248ddf07ad6fa35bbe373a2d9b0

そもそも、
なぜ始まったの?

Medium 8f7446c507694db208a70ed87e0696b3fe8c4459

彼がポジティブチケットを考案したウォード・クラッパム氏。同国で3番目に大規模な警察組織、王立カナダ騎馬警察隊を率いることになった際に、青少年の犯罪と不良行為への対処法としてこのアイデアを思いついたのだそう。ちなみにこのチケットは、レストランでの食事や映画の入場などに使えます。

Medium 448cc911d768866714ec196ba196bf32be707957

「Harvard Business Review」によると、クラッパム氏が率いる警察隊は、年間平均4万枚のポジティブチケットを発行。この数字は違反切符として発行するものの約3倍。結果的に、青少年による犯罪は半減し、約1,000人が法の裁きを受けずに済んだようです。

Medium f2d3cf9c4c2e48196c78ab6616118fbd599ce4b0

こうしてカナダから始まったポジティブチケットのムーブメント。今では他国へも広がっており、これまでに世界中で約100万枚が発行されているそうです。

「褒めて伸ばす」を具現化したこのアイデア。いつか日本でも見られるかも?

Licensed material used with permission by Eric Gonzalez
インターネットが登場して、ジャーナリズムは劇的に変化しました。テレビの時代は情報を受け取るだけだったのが、オンラインのニュース記事にコメントをつけて双方向...
ある日Instagramを見ていたら、カラフルなニューススタンドの写真が目に止まった。なんだか不思議な魅力を感じたのだけれど、一体どうしてニューススタンド...
皮膚やコブをまとったままの恐竜(ノドサウルス)が発見されたというニュースに、目を疑ったのは私だけではないはず。でも興味がなければ、スクロールに消えてしまっ...
まずはこの動画を見てみよう。これは新たにオランダ国家警察が採用を検討している、猛禽類によるドローン捕獲訓練の映像だ。「IEEE Spectrum」にその詳...
大の大人なら、ある程度は共通したイメージを持てる「警察」も、子どもの場合は少し変わった姿になってしまう。そんなことを教えてくれた「CUT」の動画。アメリカ...
イギリスNSPCC(英国児童虐待防止協会)が手がける性犯罪予防アニメは、とにかく明るい。日本でこの手のシリアスなテーマを扱うとしたら、間違いなくこうはなら...
ゲイの兵士が逮捕されたり、大統領選の候補者たちが同性愛に対して否定的な発言をするなど、同性愛者にとっては厳しい状況が続く韓国社会。そんな中、各地の大学で、...
約1,000万円でクローン犬を生み出すビジネスを展開している韓国の医師がイギリスのテレビ局「Channel 4」である発言をし、物議を醸している。韓国企業...
「エコノミスト」は、毎年「世界で最も住みやすい都市ランキング」を発表していますが、その上位10都市のうち6都市を、オーストラリアとカナダの2国が占めている...
4人の子どもを女手ひとつで育てることになった母親のカーラさんは、家族で移り住むための新居を探していました。しかし、広い家は高すぎて買えないし、手が届く価格...
コスタリカという国名を聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか。日本の7分の1の国土しかない中米のこの国は、2015年に自然エネルギーを利用して世界初の偉業...
アスレジャーなんて流行語を引き合いに出すまでもなく、スポーツというキーワードがライフスタイルと密接になってきた。今やフィットネススタイルはカジュアルの一ジ...
先日パートナーと同性婚をした私は、ゲイ業界でここ10年ほど、台湾ブームが来ていたことを肌で感じていた。理由は安直なところで「日本人は台湾人にモテる」という...
10年ぶりの政権交代を果たし、カナダの新リーダーとなったジャスティン・トルドー首相。2015年11月4日に行われた新内閣発足の発表会見の席で記者からの質問...
「妻のいびきがうるさくて・・・」今、海外のインターネット掲示版で話題になっているある男性の話が興味深い。何と自宅のベッドの下に穴を堀り続け、約250m離れ...
毎日のように暗いニュースに触れる日々。ポジティブでいようとしても、「またこんなニュースか」「将来どうなるんだろう」とマイナス思考になってしまうのも無理はあ...
「庭園と図書館さえあれば、あなたに必要なものはすべて揃っている」とは、かの有名なキケロの言葉ですが、まさに「畑」を使うことで、地域の生活の質を向上させよう...
1月6日午前1時半。Timmy Joe Elzingaさんは、2歳の息子さんを寝かしつけてバスルームへ入ったとき、窓からこの様子を目撃してたいへん驚いたそ...
ある意味、これは“走るイルミネーション”。だけど、単なるクリスマス用のデコレーションを施したお気楽列車な訳ではありません。今年で18年目を迎える、カナダ太...
つい先日、動物園で産まれた人間の赤ちゃんについて紹介しました。お母さんが園内で破水し、そのまま出産したというお話。世界中のメディアが注目しSNSでも話題を...