幸福度ランキング上位「スウェーデン」の見習うべき10の習慣

世界幸福度ランキングでも、つねに上位に入るスウェーデン。

その生活を真似してみたら、私たちの日々の生活も少しは幸せなものになるかもしれません。「MATADOR network」のライターClaire Litton-Cohnさんがまとめた、スウェーデンらしさを象徴する習慣を紹介しましょう。

01.
「Lagom」

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Lagomは、スウェーデン語で「ちょうどいい」を意味する言葉。「Lagom är bäst」は、「必要最低限は、ごちそうと同じ」という意味です。

中庸を重んじるこうした気風は、会話において衝突を避けたり、大きな声で笑いすぎないようにしたりと抑圧的な面もあります。しかしまさに「ちょうどいい」くらいに取り入れるなら、これはとてもいい考え方。

高価なものを衝動買いしそうになったとき、SNSのコメントで喧嘩になりそうになったときなどは、この言葉を思い出してみましょう。スタバに駆け込むより、外に座って春の陽気を楽しもう、という気持ちになるかもしれませんよ。

02.
「Fika」

スウェーデンでは、午前10時頃になると必ずすることがあります。それが、Fikaと呼ばれる休憩です。

友だちも、家族も、仕事の同僚も、みんなおいしい飲み物(スウェーデンでは、だいたいいつもコーヒー)とおやつを楽しみます。おやつはkanelbulleと呼ばれる砂糖のかかったシナモンロールか、シンプルなパンであることが多いです。もちろん、残ったらお昼にも食べられます。

子どもが通っている保育園にもおやつの時間がありますし、私自身、いつもその時間にはお腹が空いてしまいます。定期的なおやつの時間があることは、年齢を問わず誰にとっても嬉しいものです。 

03.
「Dagis」

これは習慣というより制度なのですが、「Dagis」と呼ばれるスウェーデンの保育園/幼稚園は、全体的に質が高く、クリエイティブで、収入に応じて保育金を払うシステムになっています。

低所得の家庭は基本的に無料ですが、高所得の家庭は一人当たり最大額を払います。通常は、政府の児童手当と同じ金額になるよう設定されているそうです。

手頃な保育園に子どもを通わせることができれば、男女間の平等はもっと進むでしょう。女性が子どもを育てるのに、自分のキャリアを犠牲にしなくて済むのです。

さらに、子どもにとっては友だちを作ることができますし、家ではできない経験をするチャンスになります。たとえば、私の住んでいるところの近くにある保育園では「バスセクション」と呼ばれる3〜5歳を対象にした遠足があって、ビーチや森、国立公園や博物館・美術館にディナー2回分くらいの価格で行くことができます。

04.
「Nummerlapp」

郵便局でも医者の受付でも、長蛇の列で無駄な時間を使わなくて済むよう、スウェーデンでは「Nummerlapp」と呼ばれる番号チケット制があらゆる場所で利用されています。最初はちょっと混乱しますが、慣れてしまえば簡単です。同じ場所でずっと待っていなくても、ちゃんと自分の番が来るというのは便利です。

先日、職業紹介所に行ったときは自分の順番が来るまでしばらくかかりそうだったので、隣のお店で買い物をして時間を潰していました。とても効率的に順番待ちをすることができるのです。

05.
仕事より家族優先

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どんな仕事をしていても、どこにいても、スウェーデンでは家庭が最優先です。

「今日は娘のピアノリサイタルに行くために早退するんだ」と言って、ミーティングをお休みするとしましょう。返ってくる返事は「いいね!楽しんで!」以外ありません。家族のための休暇が妨げられることは、考えられないのです。

もちろん、自分がサービスを利用する側のときは、ちょっと不便なこともあります。銀行ローンの担当者が、子供が病気だという理由でなかなかつかまらなかったりしますからね。でもスウェーデンでは週80時間以上仕事をしないので、基本的にハッピーで健康的な生活をしています。

働く時間が短くても、スウェーデンは革新的なプロダクトや新しい文化を次々に生み出しています。スカイプ、エアバッグ式自転車ヘルメット、ペースメーカー、ジッパー、超音波、体温計など、スウェーデンで作られているものは意外と多いのです。

06.
「Lingonberry」

スウェーデンには、Lingonberryと呼ばれる果物があります。あまりにおいしいので、夫は「理想のクランベリー」と呼んでいました。ジャムにしてもいいですし、デザートだけでなく、食事にもよく合います。この間作ったブラウンバターとリンゴンベリーの餃子はほっぺが落ちそうな味でした。

おいしいだけでなく、リンゴンベリーは健康的です。抗酸化作用を持つ成分が含まれていますし、血糖値の急激な上下を防ぐため、糖尿病にもなりにくくなると言われています。抗炎症作用や利尿作用も期待できそうです。

07.
なんでも
モバイルオンラインで済む

税金の支払いも、家の購入も、テキストメッセージだけで済んでしまうのがスウェーデン。お医者さんの予約から血液検査の結果まで、専用のウェブサイトで行うことができます。IDナンバーと一緒に管理されているので、書類をなくさないように持っている必要もないのです。

またスウェーデンは、基本的にキャッシュレス社会です。Swishという特別なアプリケーションを使って電話番号を通じて送金することができます。ちょっとした買い物でも現金を使わずに決済ができるので、とても便利です。 

08.
どこに行くにも自転車で

じつはスウェーデンは、世界のひとり当たり自転車所有数が多い国ベスト10にランクインします。 みんなどこに行くにも自転車で移動しますし、とくに暖かい季節や晴れている日は、たくさんの自転車が行き交います。

近所のスーパーにも自転車で行きますし、子どもの送り迎えは座席つきの自転車が主流です。ただスウェーデンでは、サイクリングウェアに身を包んで、チタンフレームの自転車に乗っている人はあまり見かけません。みんな使い古しの自転車に乗っていて、片手でスマートフォンを操作しながらすれ違う自転車に手をあげて挨拶できるくらいのスピードでのんびり走っているんです。

09.
長い時間を外で過ごす

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スウェーデン人は自然が大好きです。近くに森があることがわかれば、きれいな空気と鳥のさえずりを楽しむために、すぐに出かけていきます。

私が最初にスウェーデンを訪れたとき、Airbnbで泊まった部屋には、寝室にカーテンがありませんでした。5月だったのですが、朝4時には明るくなりますし、ようやく暗くなるのは夜11時近くです。

どうしてカーテンがないのかホストに聞いたところ、肩をすくめてこう言われました。

「スウェーデンの冬は暗くて長いからね。できるだけ太陽の光を浴びたいんだ」

レストランやパブには中庭があって、寒くないようにブランケットを貸してくれるところもたくさんあります。こうして外で過ごすことが当たり前な環境なんです。

10.
 スーパーで配る
無料フルーツ

スーパーでは、果物を子どもに無料で配布しています。たいてい入り口近くの大きな入れ物にバナナやオレンジやリンゴがたくさん入れてあって、子どもたちが夢中になっている間に、親は買い物を済ませることができます。

配っているのは、そろそろ食べられなくなってしまう果物なので、スーパーにとっても廃棄を減らすことができるんです。みんなが幸せになるための方法ですね。

Licensed material used with permission by Claire Litton-Cohn (MATADOR)
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