人工甘味料、発がん性を高める可能性あり【調査結果】

人工甘味料の摂取、あらためて見直したほうがいいかもしれない——。

人工甘味料を摂ると発がんのリスクが高まる可能性があるという調査結果が発表された。

フランスの栄養学者Charlotte Debras率いるチームが、フランスの成人10万2865人を対象に、人工甘味料に発がん性のリスクがあるかどうかの調査を実施。参加者に毎日の食事記録を提出してもらい、各人がどれくらい人工甘味料を摂取しているかを計測したんだそう。

調査の結果、人工甘味料を多く摂取している被験者は、摂取していない人と比べて発がんのリスクが全体的に高かったとのこと。

ちなみに、この調査に参加した人の平均年齢は42.2歳で、78.5%は女性だった。加えて全員がフランス人ということをふまえると、年齢や性別、国籍などで多少結果は変わるかもしれない。

とはいえ、同じ人間である以上、人工甘味料が私たちの身体に及ぼす影響は、日々の食生活のなかで意識しておいて決して損はないはずだ。

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