酸素の減少により、人類が「地球から追い出される日」が迫っている……!

地球の息吹が消える日──科学者たちは、地球の大気が酸素を失い、全生命に影響を及ぼす未来を予測している。

この記事の要点

・地球の大気は約10億年後に酸素が低下し、メタンが豊富な状態に戻ると予測されている。

・この変化は人類を含む酸素依存生命の終焉を意味し、地球の生命可能な歴史は全体の20-30%に過ぎない可能性がある。

・外宇宙の生命探索では、酸素以外のサインも追求する必要がある可能性。

現在、地球上の生命は酸素が豊かな環境で栄えているが、科学者によると、将来の大気はメタンが豊富で酸素が少ない状態へと変わると予測されている。

この変化は約10億年後に起こるとされ、約2.4億年前に起きた「大酸化イベント(GOE)」以前の状態に戻ることを意味する。

2021年『Nature Geoscience』掲載の研究で、研究者たちは地球の生物圏に関する詳細なモデリングを実行し、太陽の輝度の変化とそれに伴う二酸化炭素レベルの低下を考慮に入れた。二酸化炭素が減少すると、酸素を産生する光合成生物(例えば植物)が減少し、結果として酸素が少なくなるのだ。

ジョージア工科大学のクリス・ラインハード氏によると、酸素量は現在の100万分の1以下になるという。

また最近では、この研究が「太陽系外の居住可能な惑星を探索する」現在の宇宙開発にも関連する可能性が指摘されている。

強力な望遠鏡が稼働し始め、科学者たちはこれらの機器が収集する大量のデータから何を探すべきかを検討中だ。これまで、バイオサインとして主に酸素が追求されていたが、その他の物質も探す必要があるかもしれない。NASAもこのアプローチに賛同している。

東邦大学の環境科学者である尾崎和美氏が『EurekAlert』に語ったところによると、地球史において、酸素が豊かで生命が居住可能な時代は全体の20〜30%に過ぎない可能性があるという。

ただし、微生物の命は、人類が消えた後も長く続くことが見込まれる。「大脱酸素化」した後の大気はメタンが増加し、二酸化炭素レベルが低く、オゾン層が存在しない状態になると予想される。「将来の地球システムは、嫌気性生命形態の世界になるだろう」と尾崎氏は述べている。

地球の未来予測だが、これは地球外生命を探索する際の新しい視点を提供するものとしても注目すべき点だ。いつか、酸素を必要としない生命体の発見が、宇宙開発に革新をもたらすかもしれない。

参照元: ScienceAlert

※本記事はGeneraitve AIを一部活用して制作しております。

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