二度としちゃダメ!?知られざる「耳掃除」の真実とは?
「今後はもう耳掃除をするべきではない」
目を疑うような内容の記事が「Simple Organic Life」に掲載され話題となっています。
でも、それって汚くない?と心配することなかれ。実は、耳には驚きの機能が備わっているようです!
シャワーを浴びる時に耳の中も掃除するのがあなたの日課?もし、そうだとしたらそれはやらないほうがいい。
単純に、耳は掃除されるべき身体の部位ではない。耳は独自に衛生管理できる仕組みになっている。掃除をするために異物を中に入れると、自然に掃除する過程を妨げることになる。さらには、内部を傷つけている可能性さえある。
耳垢があることは、あなたの耳の中が健康である証拠。耳垢は内部を保護してくれるもので抗菌効果もある。鼓膜の近くから発生し、少しずつ耳の外へと動き、最終的に乾燥して耳の中から自然に落ちる仕組みになっている。これが通常のメンテナンスの過程である。
もし綿棒を使って掃除したら?
自分で耳掃除をすると、通常ならあるはずのない深いところまで、耳垢を押し込んでしまうことになる。
このことで鼓膜に耳垢が詰まる可能性があり、内科的な合併症を引き起こす可能性も。加えて、真菌や細菌も深くまで押しやることになり、合併症を伴うような感染症にかかる可能性もある。
医師ダグラス・バッカス氏によると、耳の内側の皮膚を頻繁にこすることで、ヒスタミンを放出することになるという。ヒスタミンが放出されると、皮膚がかゆくなる。耳の中でこすられればこすられるほど、かゆみの症状はひどくなる。
もし、耳垢が溜まっていると感じたり、耳の中がひどく汚れていると感じるのであれば、病院に行くようにするべき。もしかすると、医師は耳掃除をするように勧めるかもしれない。しかし、自分で勝手に判断して耳掃除をすることはやめるべきだ。
このような症状があるなら
医者に行くべき!
・耳垢がとても溜まっている
・耳鳴りがする
・ひどくかゆい
・頻繁に痛む
・聞こえが悪い
・悪臭がする
・膿が出る
結論として、今後はもう耳掃除をするべきではない。
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