ペールエールにスタウト…意外と知らないビール「13種」!
ひとえにビールと言っても、ビアスタイル(ビールの種類)はさまざまあって、実際自分にどの味が好みか、なんていうのは実は知らなかったりする。ここでは、マイルドなものから苦いものまで13種類のビアスタイルを紹介。記事を参考に、自分のに合ったものを見つけよう。
バーレイワイン
「麦で作ったワイン」という意味のバーレイワイン。アルコール度数が高く、ワインと同じように樽で熟成させることが多い。カラメルやドライフルーツを感じさせる複雑な香りでフルボディ。甘みが強く濃厚な味わいのビール。
IPA
いま、巷でもっとも注目されているビール。ホップをたくさん使った、グレープフルーツやオレンジのような柑橘系の香りが特徴。ボディはライトボディからフルボディまで。かなり苦いビールだが、その苦みが癖になる。
ポーター
色は非常に濃い茶色から漆黒。ローストモルトから生み出されるココアのフレーバーとほのかな甘みが特徴。苦みはシャープでキレがある。名前は、荷役運搬人(ポーター)が好んだことが由来。
スタウト
色は漆黒、ローストした大麦を使用したスタウトは、深煎りのコーヒーのような香りが特徴。カラメルのようなほのかな甘み、ドライな苦みが持ち味。持ちのいいクリーミーな泡もおいしい。上記ポーターがアイルランドに伝わってできたビール。
ペールエール
程よいフローラルさとシトラスの爽やかな香りが特徴のペールエール。モルトの甘みが感じられるミディアムボディ。ホップ由来の苦みがバランス良く調和しているスタンダードビールだ。飲み頃の温度は10℃〜13℃と、ちょいぬるめ。
アルト
ドイツ・デュッセルドルフの伝統的なビール。スタイルの名称にもなっているアルト(Alt)とは「年を経た」という意味。色は銅色から濃い茶色。苦みが強く、ホップのアロマとモルトの甘みがバランスよく調和している。
ラオホ
発症はドイツのバンベルクとされている。ラオホとはドイツ語で煙(けむり)という意味をで、燻製した麦芽を用いて作られる。クローブのようなスパイシーな香りと、鮮やかな燻製香が癖になる。
ピルスナー
色は輝くような黄金色。ビスケットのような香りと麦の甘みがあり、のど越しが爽快で、苦みのキレも○。飲み頃は6℃〜8℃。サントリーやキリンなど、日本の4大メーカーがつくっているビールの多くはピルスナースタイル。
ケルシュ
ドイツ・ケルン地方のビール。白ワインのようなフルーティさ、シャープでキレのよい飲み口が特徴。
上面発酵酵母を通常よりも低い温度で発酵させ熟成させる伝統的な製法で発酵させ熟成させるという伝統的な製法でつくられる。
ホワイトエール
オレンジピールとコリアンダー、麦芽化していない小麦を加えたビール。オレンジの爽やかな香り、コリアンダーのスパイシーさ、クリーミーな甘みがある。
フルーツ
オレンジ、りんご、桃、ブルーベリーなどのフルーツを麦芽に漬け込んだり、果汁として加え醸造するビール。フルーツの香りが高く、ビールが苦手な人も飲みやすいビール。
ヴァイツェン
バナナのような香りや、クローブのようなスパイシーな香りが特徴。小麦麦芽が50%以上使用されている。苦みは少なく優しい味わい。ビールの苦みが苦手な人におすすめ。
ヘレス
色は淡い黄金色。麦芽の特徴が際立っており、トーストしたパンのような味わいを感じさせる。苦みは少なくライトな味わいで、ゴクゴク飲めるビール。
コンテンツ提供元:エイ出版社
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