チョコ・栄養ドリンク・カロリーゼロ。身近な食品に隠された4つの真実

スーパーやコンビニには、いつもたくさんの食品が並んでいます。しかし、普段私たちが何気なく購入し、口に運んでいる食品には、ほとんどの人が知らない、ちょっとゾッとするような真実が潜んでいるのです。

ここでは渡辺雄二さんの著書『今いちばん知りたい食べ物の話』より、その一部をご紹介します。

01.
いちごシロップの
正体は寄生虫の体液

shutterstock_202582492

かき氷のいちごシロップ、魚肉ソーセージ、ピンク色キャンディやガムに使われてい、色鮮やかな赤い色素の正体、あなたはご存知ですか?
実は、コチニール・カイガラムシというサボテンに寄生する虫の体液なんです。昆虫とはいえ、自然界の物質が原料なので、名目上は“天然着色料”。昆虫由来の着色料が、健康に影響を及ぼすのか…。気になるところですが、天然物から色を抽出する際には、すりつぶしたり、塩酸などで加水分解してから、アセトンやヘキサンなどの有機溶媒で色を抽出するのが一般的。

つまり、何が混ざっているか不明という点では、天然着色料が合成着色料よりも安全だとするのは早計だと言えます。

02.
ツルツルなものにも
昆虫のエキスが…

shutterstock_97481828

他にも、原料を見たら鳥肌が立つようなものがあります。
粒状のチョコレートやガム、錠剤の医薬品、天津甘栗…。日頃、何気なく口にしているものの中に、ツルツルピカピカの光沢性、ベタつきを防ぐ被膜材でコーティングされたものが結構ありますよね。その光沢剤のひとつとして使われているのが、「シェラック」。
実はこれ、インドやタイなどの熱帯アジアの樹木に生息するラックカイガラムシという昆虫から作られています。その姿はゴキブリそっくり。その昆虫から樹脂状物質を抽出し、漂白または精製したものがシェラックというわけです。

03.
栄養ドリンク剤で得た
「元気」は、ただの錯覚

shutterstock_65983291

疲れているときや、頑張りが必要なときって、精力増強や疲労回復に効くドリンクを飲んで勢いをつけようとしていませんか?実はそこにも、知られざるカラクリがあるのです。
高価な疲労回復ドリンクほど、カフェインとアルコールの濃度が高くなっています。それを飲むとどうなるか。体温は上昇し、血管が拡張。そこに、カフェインという興奮物質が流し込まれることで、「元気になった」という錯覚をもたらすのです。しかも、糖分も多く含まれているので、疲れた身体には瞬間的に“効いた”感じがします。
なかでも、腐敗を防ぐための合成保存料である安息酸Naという添加物は危険で、胃や腸などの粘膜への影響やビタミンCとの化学反応によって、白血病の原因となるベンゼンに変化することが、懸念されています。
以上を踏まえると、ドリンク剤の多くは「カフェイン+アルコール+砂糖+添加物をミックスした飲み物」と言えます。私たちが期待をしている肝心な他の成分は、ほんの申しわけ程度に加味されているだけなのです。

04.
カロリーゼロに潜む
危険な成分

shutterstock_295159079

ダイエット中の人や肥満、糖尿病が気になる中年世代を中心に需要が高まっているのが、低カロリー、ゼロカロリーをうたった商品。缶コーヒー、炭酸飲料、ガム、チョコレートなどの新商品が次々と開発され、売上を伸ばしています。
けれども、これらの食品によって、かえって健康を害す可能性があることについては、あまり知られていないようです。こうした食品のほとんどに使われているのが、安全性の疑わしい合成甘味料。合成甘味料とは言うまでもなく、化学的に作られたもののため、私たちの体の中では分解ができずに、蓄積されていくと言われています。なかでも、避けるべき三大合成甘味料、アスパルテーム、スクラロース、アセスルファムKは注意した方がいいでしょう。

今いちばん知りたい食べ物の話
コンテンツ提供元:サンマーク出版

渡辺雄二

科学ジャーナリスト執筆や講演で、食品、環境、医療、バイオテクノロジーなどの諸問題を消費者の視点で提起しつづけている。著書にミリオンセラーとなった『買ってはいけない』(共著、週刊金曜日)など。

コンビニやスーパーに並ぶ食品には、「本物」に見せかけるために、いくつもの添加物を使った「フェイク食品」など、体への影響が心配になる加工食品が数多くあります...
花粉症シーズン真っ只中。辛くて薬が手放せない、なんて人も多いのでは? 早速、花粉症の症状を和らげる効果が期待できる食べ物や飲み物を紹介していきましょう。0...
リトアニア共和国の首都ビリニュス在住のイラストレーターEglė Plytnikaitė氏は、自身のイラストを使ってFacebook上で、あるプロジェクトを...
普段、私たちが何気なく口にしている食品や飲料。実際、どんな原料が使われていてるのか、不透明な部分もあります。ここでは、渡辺雄二さんの著書『今いちばん知りた...
もしかすると、普段口にしているその食品は、あなたの脳を傷つけているかもしれません。「Power of Positivity」に掲載されたこの記事から抜粋し...
あなたは、普段何気なく口にしている食品や飲料の原材料について、気にかけていますか?メーカーは製造コストを下げるために、低価格の原材料を使わざるを得ないとい...
小規模なビール醸造所で職人たちがつくるクラフトビール。狂乱ブームの波が過ぎコーヒー人気のように、ようやくスタイルやシーンに浸透してきた日本。けれど、海外で...
2016年3月22日、スターバックス社が売れ残った食品を寄付するプログラム「FoodShare」の開始を公式リリースで発表しました。安全な食料の廃棄を削減...
Doctors Me(ドクターズミー)医師、その他専門家「Doctors Me」は、医師、歯科医、栄養士、カウンセラー、薬剤師、獣医などに直接相談できる、...
オレオにプリングルス、キットカット、レッドブル──。そんな誰もが知っているお菓子や飲み物のパッケージが、もっと“正直なデザイン”だったら?……と言われたと...
日本伝統の発酵食品「酒粕」にチョコレートを合わせる。こう聞くと、その味を疑う人もいるはずです。だけど仕上がりは、びっくりするほど濃厚な味わいに。美肌やデト...
「脳トレ」が年末の流行語大賞にノミネートされたのが、ちょうど10年前。当時は、今ほどチョコレートと脳の“蜜月な関係”について、科学が触れることは少なかった...
店頭のショーケースに並ぶ食品サンプルが、訪日外国人に人気なのはよく知られている事実。精巧に作られたそれは、お土産として買い求める人も多くいるほど、日本文化...
「完全食」と聞いてピンとこない人も「ソイレント」なら聞き覚えがあるかも。それは、人間が生きるために必要なすべての栄養素を含んでおり、水に溶かして飲むだけで...
骨の髄まで料理にしてしまうほど、あらゆる料理法が確立されている中国。ところが、急速な経済成長による外食産業の発展とともに、お客の食べ残しや、余分に仕入れた...
「テオブロマ・カカオ」これは、チョコレートやココアの原料となるカカオの学名。その意味は、“神様の食べ物”。「もう我慢する必要なし」とばかりに、あらゆる研究...
いま発酵食品が見直されているのは、漬物や酒粕などに含まれる乳酸菌が、日本人の腸にとってもやさしい働きをしてくれるから。こうした日本食文化の知恵がつまった、...
バレンタインデーまで、もうあとひと月。例年のようにずバレンタイン商戦は活況で、とくに今年は男性が自分のために買う「俺チョコ」なるものが流行るとかなんとか。...
Doctors Me(ドクターズミー)医師、その他専門家「Doctors Me」は、医師、歯科医、栄養士、カウンセラー、薬剤師、獣医などに直接相談できる、...
気力と体力をブーストさせるエナジードリンク。でも、飲み過ぎによる危険性が問題視されるなど、何かと話題になることも。リスクを気にせず「自宅で簡単に天然のエナ...