【悲報】働きアリの約97%が怠け者だった

アリといえば働き者の代名詞。ですが、どうやら事実とはちょっと違っているようです。アメリカ科学振興協会(AAAS)に紹介されたある調査結果によれば、ほとんどのアリが"何もしていなかった"のだとか。さらに、その他にも知られざる習性がいくつもあるようです。

01.
働き者のアリは
全体のわずか"2.6%"

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行動生態学と社会生物学の研究者が、ペイントを施したアリをカメラで追跡。2週間にわたって彼らの行動を追いました。すると、71.9%ものアリが全体の半分くらいしか働いておらず、25.1%についてはまったく働いてなかったのだとか。

これまでにも働かないアリの存在は確認されており、シフト制で働いている可能性が考えられ、一時的なものであるとの見解がありました。もちろんさらなる調査が必要ではありますが、一説では71.9%のアリが働くには幼すぎるか、もしくは老いすぎているとの仮説もあるようです。それにしても、働き者がたったの"2.6%"しかいないだなんてびっくり!

02.
アリや蜂には
上司がいない

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アリや蜂は社会性のある昆虫として知られています。その生態が人間に例えられることもよくありますが、彼らには労働者に命令や指示を下す上司がいないのだそう。女王がいるからといって、働かされているわけではないんですね。

生物学者Deborah M. Gordon氏は、こうコメントしています。

「アリや蜂にはボスがいません。『おい!巣の修理が緊急で必要だから、食料を集めるのをやめてこっちを手伝え!』なんてマネージャーはいないんです」

彼女のコメントが掲載されているスタンフォード大学の論文によれば、働くアリにはそれぞれに役割があります。が、必要に応じて人員が足りていないタスクを自発的に手伝う習性があり、臨機応変なのだとか。そのため、一部では働かないアリも"不測の事態"には動き出すと考えられており「余力」として重要な役割を担っているとの見解もあります。

03.
個人行動の連鎖で
コロニー全体が運営される

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2014年、彼女はTEDのスピーチでアリ社会の仕組みを説明しています。指示されていないのにどうやって全体のタスクを判断しているのか気になります。実はとてもシンプルで、他の個体と挨拶した時に何をすればいいのかを判断しているようです。

アリは嗅覚や触覚で相手の行動を知ることができます。挨拶だけで何がわかるの?とも思いますが、複雑なコミュニケーションは一切なし。仲間の"仕事内容"と"出会う頻度"で物事を判断し、その相互作用がコロニー全体の行動として現れるそう。しかも、それだけで運営コストや収穫物のバランスが調整されている(暑い時は働かないなど)というから驚きます。

彼女は「生態学はまだ若い分野なので、まだまだわかっていないこともたくさんある」とコメントしており、もちろん種類や生息地によっても行動は千差万別。ですが、とても興味深い生態だとは思いませんか?


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