幸せをグイっと引き寄せる「8つの法則」

日本人は幸福度が低い。このことは国連や内閣府などいろいろな公的機関の調査で明らかになっています。なぜ豊かなはずの日本人が幸福を感じられないのか?

答えは簡単で、日本人は幸福になるための「習慣」を持っていないからです。ここでは自著『なぜか、自動的に幸せになれる72の習慣』から、幸せになるための「習慣」を紹介します。ちょっと意識を変えるだけで、誰でも簡単に幸せになれるのです。

01.
1000円あったら
誰かと一緒に使う

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あなたの手元に1000円あるとします。このお金を自分だけのために使うのではなく、「誰か」と一緒に使えないかと考えてみてください。たとえばこの1000円で独りで好きな食事をするより、誰かと一緒に食事をするだけで幸福度は格段に高まります。なぜなら、あらゆる行為は独りで行うよりも他者と共有したほうが「意味」を見いだしやすいからです。

人は他人がいなければ幸せになれません。反対に、人とつながってさえいれば、どんな逆境におちいっても幸福度がどん底まで落ちることはありません。私はほんの一時期ホームレスをしていたこともありますが、日常的に他者とコミュニケーションをとっているホームレスの幸福度はふつうの人と変わりません。

幸福を感じていない人は、自分以外の「誰か」を意識して日々の生活を送ってください。誰かと一緒に行動しなくても、料理の写真を撮って見せてあげようとか、そんな意識が大事なのです。

02.
一番大切なものを
本当の意味で一番大切にする

Red heart

自分で言うのもなんですが、私自身はかなり幸せな人生を送っているのだと思います。それは、一番大切なものを、一番大切にすることを意識してきたからです。
具体的には、1日や1週間を区切って何を一番大切にしたいかの「目的」やテーマを持つことです。たとえば「今日は家族と遊園地で楽しく過ごす」「今週はこの仕事にとりかかる」など。これは目標ではなく、目的です。たとえ達成できなくても、そのテーマにそっていれば幸福感を得ることができるのです。

一番大切なものを大切にするなんて当たり前だと思うかもしれません。しかし、ほとんどの人は二番目や三番目に大切なものにばかり気をとられて、一番をおろそかにしています。また、目的やテーマを持っていないため、何が一番大切なものか気づいていないのです。

03.
成長・貢献のポイントから
物事を考える

「マズローの欲求五段階説」というものがあります。マズローというアメリカの心理学者が唱えたもので、簡単に言うと、人間の欲求は5段階のピラミッドになっていて、一番下の欲求が満たされると、次の段階の欲求に手を差し伸べるようになるというものです。

マズローによると、下から順に「安心・安全」「バラエティ」「自己重要感」「愛」「成長・貢献」となっています。この欲求は下から順に満たしていくと考えられていますが、実は、欲求のピラミッドは「上」から満たしていくほうがずっと効率がいいのです。

つまり、「成長・貢献」から物事を考えるのです。成長するには当然、あれが足りない、これも必要だとやるべき課題がどんどん出てきます。「成長・貢献」に結びつく行動には「意味」を見いだせるので、幸福と充実感を得ることができるのです。

04.
本当にやりたいことだけやる

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日本は物質的に恵まれているために幸福度が低くなりがちです。選択肢やチャンスが多すぎて、いつも何かが欠けているような気分になってしまうのです。この状態から抜け出すには、「シンプリシティ」を徹底するしかありません。膨大な物事の中から本当にやりたいことだけを残し、それ以外をすべて削いでいくのです。やりたいなと思うことを紙に書き、上位3つだけを残してあとは捨てましょう。

また、人の脳は自分が興味を持っている物事の情報を勝手に集めてくる性質があります。やりたいことが明確だと、どんどん情報が集まりチャンスをつかみやすくなるのです。脳は強くイメージしたものに自然と近付いていくのだと言うこともできます。なりたい自分をはっきりと思い描くことができたなら、あとは脳にまかせておけば大丈夫です。

05.
夢を書き出して
脳に認識させる

Two beautiful girls talking and smiling while lying on a bed

幸福のイメージを強く持つためには、自分が得たい結果をノートや紙に書き出す、いわゆる「ドリームノート」や「トレジャーマップ」をつくることがおすすめです。ただ、夢や目標を書くだけでは意味がありません。これらは「書くこと」よりも「見ること」のほうがずっと大切なのです。重要なのは脳に「認識」させることです。

目につく場所に置いたり壁に貼ったりして、朝夕の数分でいいから毎日必ず見るように習慣化しましょう。その確認作業のときに、セットで「質問」します。たとえば歌手になりたいのなら「どうやったら歌手になれるかな?」と自分に問いかけるのです。歌手になることを前提とした質問をしていると、脳は「歌手にならない」という選択肢をイメージできなくなります。質問は、イメージを強くするトリガーなのです。

06.
ハッピーエンドの
映画を見る

人は好感を持っている相手の仕草や動作を無意識のうちに真似してしまう習性があります。これを「ミラーリング」といいますが、「こうなりたい」という理想がある人はこれを利用しましょう。実際にその状態にある人のそばにいるようにするのです。

といっても、そうぴったりの人がいるとはかぎりません。そんなときにおすすめなのは、自分が理想とするようなハッピーエンド映画を見ることです。三幕構成のものが特におすすめです。始まりがあって、トラブルがあって解決してハッピーエンドという王道ストーリーは、見る人の気分を高揚させ、困難に立ち向かう勇気を与えてくれます。

また、「ミラーリングしたい」と思うような人がたくさん集まる場所へ足を運ぶのもいいでしょう。そういう新しい体験は、それ自体が幸福度を高めることにもつながります。

07.
ケータイの
待ち受け画面に夢を貼る

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どんな不快なことや面倒なことでも、3週間も続ければ脳の「馴化作用」がはたらいて苦痛を感じなくなっていきます。「その3週間が難しい」という人は、「すでにできあがっている生活習慣」に「面倒な習慣」を組み込んでしまいましょう。

たとえば、「ドリームノート」の見直しが億劫だという人はケータイの待ち受け画面をメモ帳にして、そこに目標を書いてみてください。1日に何十回もケータイを見る人はその回数だけ目標を確認して、そのつど「この目標のためになにができるか?」と質問できます。これで意識が変わらないわけがありません。

夢がかなうかどうかは、つきつめると確認作業の回数で決まります。幸せになりたいと思ってもそれが実現できていない人は、毎日確認をしないからかなわないだけであって、毎日確認と質問を続ければ絶対に幸せになれるのです。

08.
得たい感情から
やりたいことを逆算する

自分の価値観を洗い出そうと思っても「やりたいこと」や「なりたい姿」がなかなか思いつかない。そんなときは「得たい感情」から考えるという手もあります。

人が行動を起こすのは、ドキドキしたい、ワクワクしたいなど、何らかの感情を得るためです。どんなときでも最終目標は「得たい感情」を得ることであって、お金やモノというのはそのためのツールにすぎません。極端なことを言えば「いい感情」を得ることさえできれば、その人はもう幸せなのです。

だから「やりたいこと」がわからない人は「得たい感情」から逆算しましょう。安らぎを得たいなら、安らぎに結びつくことだけをして、安らぎをじゃまする行動は選ばないようにするのです。ただ、感情は不安定で移ろいやすいので、できれば感情より価値観をベースにしたほうが確実に幸福度を高めることができます。

なぜか、自動的に幸せになれる72の習慣
コンテンツ提供元:サンマーク出版

小山竜央/Tatsuo Koyama

株式会社ライブクリエイト代表取締役、講演会コンサルタントとして活躍すると同時に、後進の指導を行う。指導した延べ人数は5万人以上。何千人ものセミナー講師を日本全国に送り出している。

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