幸せな人生にFacebookはいらない!?デンマーク「幸福研究所」が発表

たった1週間、Facebookの利用を中止しただけで、日々の生活が満ち足りて幸せになれる。ある研究結果が示した事実によれば、ソーシャルメディア全般に共通する他人へのジェラシーが影響しているようです。

見るのを止めれば、
ストレスが減って満足度UP!

We have a lot to catch up on!

デンマークの幸福研究所(Happiness Research Institute)が、「Facebookの利用が幸福にどう影響を与えているか?」をリサーチ。ほぼ毎日Facebookを利用しているという1,095人の人々に協力を依頼し、2組に分けて7日間調査。
普段通り利用を続けた場合と中止した場合とで「生活満足度」の変化を比較したところ、短い期間ながら数値に違いが現れました。

それぞれのグループは事前に生活満足度を自己評価。1週間の調査を経てFacebookを利用を継続するグループの生活満足度は10点中7.67点から7.75点へ、対して後者は7.56点から8.12点へと平均値が上昇。
レポートによれば、中止したグループの多くの人が日々の生活に積極性が現れるようになり、物事に熱中する機会も増え、心配事やストレスが減ったと回答しました。

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では、両者にどの程度の数字的な変化が見られたか?以下は、その調査結果を元に継続組と中止組の感情変化を数値で示したものです。

【幸福度】 ・Facebook継続:81% ・Facebook中止:88% 【心配事】 ・Facebook継続:54% ・Facebook中止:41% 【人生の楽しみ】 ・Facebook継続:75% ・Facebook中止:84% 【情熱】 ・Facebook継続:49% ・Facebook中止:64% 【孤独感】 ・Facebook継続:25% ・Facebook中止:16%

「他者との比較」が、
自分への不満へ発展

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The Gurdian」はソーシャルメディア全般の性質として、利用者が自分のアカウントを他人と比較してしまう傾向があると指摘しています。幸福研究所CEOのMeik Wiking氏はこうコメント。

「友達から絶え間なく送られてくるいいニュースに目を奪われることで、次第に自分の境遇への不満が増してしまうことがあります。誰だって、SNSに投稿する内容は自分の良い側面を見せたいもの。いつしか、それが自分にはない環境へのジェラシーへと変容していくようです」

ソーシャルメディアから距離を置くことで、どのくらいポジティブな影響が持続するのでしょうか?わずか7日間の調査結果でもあるため、Wiking氏は「心境の変化をロングスパンで考察していくことが次なる課題」と発言。今度は1年間の“Facebook断ち”で実験を試みる予定だとか。
はてさて、 1年もFacebookから離れてくれるボランティア・ユーザーがいるかどうか。その点も実験成功へのカギを握る重要なポイントと言えそうですね。

Reference:Happiness Research Institute ,  The Gurdian , Daily Mail

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