世界一高いビルの次は「海に浮かぶ家」!?ドバイの建築が想像の斜め上を行っていた

地上828mの世界一高いビルを建て、人工島をまるごと所有して家を建てることもできる国、ドバイ。次にどんな建築物が登場しても、ちょっとやそっとのことでは、もう驚くこともないでしょう。でも、まだまだトンデモない構想がありました!

ペルシャ湾に浮かぶ
フローティングハウス

Medium 6861610c58915e6a99b5657fd352945afa48f238

ドバイのディベロッパー「Kleindienst」が手がけた海の上に浮かぶ家。総建築費およそ3億1,000万円にもかかわらず、2015年発売以来すでに60戸すべてが完売し、年内には完成予定だそう。

海岸線から、およそ2.5マイル(およそ4キロ)ほど離れた海上に浮かぶこの水中住宅。土地に建てられた物件でないため、実際にはボートとしての扱いらしく、“船上ハウス”というのが正しいくくりだそう。どちらにしたって、ゴージャス感極まりなし!陸上からボートや水上機で海を渡ったあとは、完全にプカプカ海の上での生活。想像つきます?

Medium 0821b325500709f2708c208466506a86c9f649d2

ペルシャ湾に面したドバイは、スキューバダイビングやシュノーケリング、ジェットスキーなどマリンスポーツがさかん。このタツノオトシゴが浮かぶエリアは、サンゴが生息し魚たちが集まるダイビングスポットでもあるようです。

Kleindienstによると、この浮かぶ家は「マリンスタイルの隠れ家」をイメージしたというのですが…全容を見るに、隠れ家というよりは高級水上コテージといった装い。

海上2階、水中1階立ての
ゴージャスすぎる隠れ家

Medium 14a5dc20df8967b214aa34d09b6ba3b388d14515Medium f0836ad06bb9aafdc871f1ba50d94a41d02aa5a6

フロアは3つに分かれ、最上階はペルシャ湾を一望するスカイデッキとジャクジー。大きく窓を開け放ち開放感たっぷりのリビング(1F)の外は、ウッドデッキが広がっていて、そこからそのまま海にダイブすることも。

アクアリウム状態の
ベッドルーム&スパ

Medium 979c8397637d17d28d8090ee94f13794b0bc30adMedium 8b69e2961137f0989e152b7f0a65e7acf638bcce

これぞ、天然のアクアリウム。水面下に沈んだ建物の地下部は、目の前にサンゴ礁が広がるバスルームと寝室。手足の先がシワシワになるまで、何時間でも入っていられそうですよね。

ところで、気になるのはこの家、海流に流されてどこかへ移動しないの?という点。この部分は動画の中に答えがありました。じつは海上コテージ、単体で海上の好きなところを行き来できる訳ではなく(そもそも動力なし)、いくつかの住宅が集まったユニット上になって海上ドックのような体裁をとっている模様。
もちろん、向きによってプライベートは保たれているようですが…。

自然との共存なるか?
人口サンゴ礁プロジェクト

Medium 8c2fc1108b5d8113a3e780a4ceb193ae096b1a1d

そもそもこの海上住宅に「Floating Seahorse(浮かぶタツノオトシゴ)」の名がついているのには、こんな意図がありました。海岸開発による生息地減少のため、ペルシャ湾に生息していたタツノオトシゴが年々減少傾向にありました。Kleindienst社CEOのJosef Kleindienst氏は、2015年5月の除幕式でコテージの海中に人口のサンゴ礁の設置計画を公言。タツノオトシゴが繁殖可能な、安全で住みやすい海中環境を同時に実現するプランを発表しました。

Floating Seahoseにやってくる住人が、このコンセプトに共感して豊かな海の生態系を守る努力も必要な人口サンゴ礁プロジェクト。2016年内にまずは住宅の方が一足早く完成予定だそう。

Reference:Tech Insider
Licensed material used with permission by Kleindienst
水上に浮かぶ住宅(フローティングハウス)は、建築デザインにおいて今や目新しさは無くなっている。が、オランダのデザイン事務所が発表した、このコンセプチュアル...
わずか30年後の未来、東京と千葉を結ぶ海上に地上1,700mの超高層ビル建設計画!?にわかに信じがたい話ですが、英紙「Daily Mail」が「ドバイのブ...
意外とおしゃれなものが少ないペット用品。部屋に置くのがはばかられるものや、ペットは気に入っているけれども見た目がちょっと、なアイテムも…。しかし、建築家が...
現在、世界でもっとも高いビルといえば、ドバイのブルジュ・ハリファ(828m)。この数字だけでも相当なインパクトだというのに、さらに約3倍となる2,400m...
建築模型には、建築家の思考プロセスが集約されています。つまり、それは完成度の高い彫刻作品なのです!それが名だたる有名建築であればなおのこと。2016年6月...
建築家とパティシエ。これらのスイーツを見て、意外にも両者の親和性が高いことに驚かされた。 ここで紹介するスイーツの数々は、ウクライナのパティシエであるDi...
これまで、ドローンタクシーに関しては、何度か発表があったし、話題も集めてきた。でも、僕は心のどこかで、この夢のような話が実現するのは、数十年後の未来だろう...
私は建築士として、さまざまな方が幸せに住める家をつくるお手伝いをさせていただいています。自著『住む人が幸せになる家のつくり方』から、特に成功した家づくりの...
中東屈指の世界都市、ドバイの消防局(民間防衛局)が、緊急災害用の設備補強に“ジェットパック”の採用を発表。ニュージーランドのメーカーとの契約締結のニュース...
建築コミュニティをネットサーフィンしていると、あっという間に時間が過ぎる。Googleマップで新しい場所を探しては、現地へ足を運んで撮るーー。と、ドイツ人...
サンパウロ郊外Vila Matildeという街に建てられた、ある小さなおうちが、栄誉ある国際的な建築賞を受賞しました。それも2つ。幅わずかに4.8メートル...
「人間は誰にでも温かく、安全な場所で体を休める権利があるはずです。それが、たとえホームレスであったとしても。まるで厄介者のように扱うのではなく、彼らを思い...
地球温暖化によって海面が上昇している。その影響によって、海岸侵食が進み世界中のビーチから砂が失われつつある。ビーチの砂は、とても大切なもの。例えば、海沿い...
オーストラリア・クイーンズランドの北端、ファー・ノース・クイーンズランド。世界遺産であるグレート・バリア・リーフや、70もの国立公園がある自然がいっぱいの...
自然と調和して暮らしたい(しかも、快適性も担保しつつ…)。そんな住宅がついに登場! なんとこの家、水に浮かんでいるらしいんです。水面にポッカリ浮かぶデザイ...
この未来的なデザインは、サンフランシスコの建築事務所「テリー&テリー アーキテクチャ」が設計したもの。まるで海の上に浮かんでいるかのようなこのお家...
京都府与謝郡伊根町。丹後半島の北東部に位置し、古代より大陸との交流が盛んなこの町には、どこかノスタルジックな光景が広がっています。「まさか、京都にこんなと...
「家を建てる」というのは、多くの人にとって一生に1度の大切なイベント。家族全員が納得できる家を建てるためには、どのようなことに気を付ければいいのでしょう。...
世界の海に浮遊する海洋プラスチックゴミを再利用して、海中に持続可能な都市空間を建設する。発想が飛躍しすぎて、もはやSF映画のようですよね。これを大真面目に...
家を失った難民たちの仮設住宅として、まったく新しい構造の折りたたみ式テントが登場しました。避難所暮らしの生活を、少しでもストレスなく暮らせるように開発され...