NASA公認「火星の息吹」を封じ込めた腕時計

本物の火星隕石の塵を閉じ込めた「NASA」公認のMars2020火星探査記念ウォッチ「RED3,721」が、先月下旬から応援購入サービス「Makuake」で予約販売を展開している。

同プロダクトは、「NASA」の火星ミッションを称賛するMars2020火星探査記念ウォッチ。記念時計で世界を牽引するベルギーの時計メーカー「Col&MacArthur」とのコラボで生まれたブランド「INTERSTELLAR」の1stコレクションになる。

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名称の"RED"は火星を象徴する赤色を、"3,721"は火星の重力値を表しているという腕時計で注目はやはり、3時の位置に封入された火星の息吹(火星隕石の塵)だろう。

NASA公認火星隕石の塵
が時計本体に封入

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この塵は、2021年に北西アフリカで発見された数百万マイルもの距離になる宇宙の旅をしてきた本物の隕石だ。隕石の起源を認証する証明書が同封され、その真正性が腕元と宇宙をつなぐ物語に一層の重厚感を与えてくれる。

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文字盤には赤い惑星の壮大なパターンと特徴をあしらった幻想的な3Dダイヤルが施され、2021年2月18日に火星探査車「パーサヴィアランス」が火星に着陸した瞬間を讃えて12時の位置に「February 18 2021」と刻印。

また、同探査機の火星着陸という人類の歴史における重要な出来事を記念して、着陸地点の座標である「18°12’00”N - 77°36’00”E」がパーサヴィアランスの名前と共に、塵を封入したケース部分の周縁に刻まれている。

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そして、背面のバックカバー(裏蓋)には、NASAの火星着陸時のパラシュートに描かれた暗号メッセージ「DARE MIGHTY THINGS(あえて困難に挑戦を)」が描かれる。記念ウォッチらしく、随所に火星探査を讃える意匠が配されているわけだ。

右手は星空へ向けた望遠鏡にそえ、左腕の「RED3,721」にはレンズの向こうにある火星の大地が……なんてロマンある姿で天体観測するの、よさそうじゃない?

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『RED3,721』
●MIYOTAムーブメント(日本製)
【重量】83g(レザーストラップ付き)136g(スチールストラップ付き)
【サイズ】ケース:43mm 厚さ:12.6mm
【素材】ステンレススチール316L
●SELLITAムーブメント(スイス製)
【重量】92g(レザーストラップ付き)127g(スチールストラップ付き)
【ケース】43mm 厚さ:12.6mm
【素材】チタン

【Makuakeプロジェクトページ】
https://www.makuake.com/project/red3721/

Top image: © M&Y TRADE
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