買うのに10分迷ったら、330円の損失!?賢く本を手に入れ&手放すコツ

本で得た知識こそが最高の貯蓄。「読みたい!」と思った本なら、迷わずすぐに買うべきです。ここでは、「本を買う」をキーワードに、無駄なく効率的に本を選ぶコツやネット書店の「ほしい物リスト」の活用法など、自著『読んだら忘れない読書術』から紹介します。

01.
100万円あるなら、
貯金せずに、本を買うべき!?

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ユダヤ人の教えに「財産を全て奪われても、知識だけは奪えない」というものがあります。知識は最高の貯蓄である。私は、この考え方に大賛成です。大学生の頃から、本を買うことと、映画を見ることには、お金に糸目をつけないでやってきました。

もしあなたに100万円の貯金があるのなら、銀行に預けておくよりも、100万円分、本を読んだほうがいいと思います。100万円あれば、約1,000冊の本が読めます。1ヶ月で約10冊、10年分です。

読書は「複利」で、日々の生活に「富」をもたらしてくれるのです。それは精神的な充実感のみならず、時に収入のアップや、昇進といった現実的な利益につながるはずです。

02.
読みたい本がさっと買える
「アマゾンお財布作戦」

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例えば「月1万円、年間12万円を図書費として確保しよう!」といっても、本を買うためだけの専用のお財布を作って、それを持ち歩くのも面倒です。そこで、簡単に図書費の管理ができる方法をお教えしましょう。

まず、アマゾンのギフト券を3万円分、コンビニで買ってください。それを自分のアマゾン・アカウントに入れ、本を買うごとに、引き落とされるようにするのです。すると、一回ごとにクレジット決済をしたり、コンビニで支払ったりする必要がなくなり、気軽に読みたい本を読みたいだけ買うことができるのでオススメです。

ちなみに私の場合8、9割はアマゾンで買って、「雑誌」と「どうしても今日読みたい本」を書店で買うイメージです。

 03.
「買う」「保留」「買わない」の
どれかひとつにしぼる

本を「買う」か「買わない」かで迷う人が多いと思います。
私にしてみるとあまり迷いすぎるのは「時間」がもったいない。サラリーマンの平均時給は、約2,000円だといわれます。ですから、単純に考えて10分迷ったら、330円の損失です。

私の場合は、本を買うかどうかは1分以内で決めます。ただ、「買おうかどうしようか?」「今の自分に必要だろうか?」という場合もあります。それなら、「保留」にして、「ほしい物リストに追加する」ボタンをクリック。「買う」「保留」「買わない」のどれかに決めれば、時間の無駄にならないのです。

04.
1ヶ月に一度
「ほしい物リスト」を整理する

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ネット書店で本を選ぶ場合、現物を見られないので、買うべきか迷うことがあります。そんなときは、書店で現物を見ましょう。必要なら買えばいいし、必要なければ買わない。この手順を踏むことで、「ハズレ本」を買う確率は激減します。

あるいは、1ヶ月に一回くらい、「ほしい物リスト」を整理します。リストに入れてから、1ヶ月後くらいに、リストを見てみるのです。そうすると、それぞれの本に対して「欲しい」か「欲しくない」かが、瞬間的に判断できるようになっています。1ヶ月たっても「読みたい本」なら、あなたにとって必要な本なのです。直感がそう教えてくれていますので、買うべきです。

実際には1ヶ月たつと「ほしい物リスト」に入れた本のうち、80〜90%は「欲しい」と思わなくなっています。冷却期間をおくことで冷静に考えられ、「今の自分に必要がない」と判断ができ、無駄な本の購入を減らすのに役立ちます。

 05.
読まなくなった本を
人にプレゼントする

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私は、本を愛しているので、本を捨てるには苦しすぎます。結局しのびなくなり、ドンドン本がたまっていく、という問題に直面したり…。そこで、捨てるのではなく人にプレゼントすることにしました。「この本、読みたかった本なんです」「こんないい本、タダでもらっていいんですか」と、処分するはずの本を人にプレゼントすると、人から感謝されるのです。

さらに、ピンポイントで本をプレゼントすると、もっと喜ばれます。例えば「話し方」の本を読み終わったら、話下手で悩んでいるAさんにそれをプレゼントします。その本を最も活かしてくれそうな人にプレゼントすると、想像を上回るほど感謝されて、逆に恐縮してしまうほどです。

読んだら忘れない読書術
コンテンツ提供元:サンマーク出版

樺沢紫苑/Zion Kabasawa

精神科医、作家。札幌医科大学医学部卒。大学病院、総合病院、単科精神病院など北海道内の8病院に勤務。米国シカゴのイリノイ大学に3年間留学。うつ病、自殺についての研究に従事。帰国後、東京にて樺沢心理学研究所を設立。メールマガジン、Twitter、Facebookなど、累計40万人以上のインターネット媒体を駆使し、精神医学、心理学、脳科学の知識、情報をわかりやすく発信している。

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