「読む」だけで終わり?本で得た知識をアウトプットにつなげる4つのコツ

日頃から懸命に読書しているのに、何を読んだのか、そこから知識を得られたのか、曖昧なことってありませんか?その理由は「アウトプット」が習慣化されていないから。ここでは、その方法をお教えします。

01.
大事な本こそあえて汚す!

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あなたは読書する場合、ブックカバーをかけて、折り目もつけない「キレイに読む派」?それとも、ページの端を折ったり、付箋を貼ったりの「汚く読む派」?

私は、ビジネス書に限らず、小説の場合も、蛍光ペンでラインを引き、書き込みをしながら読みます。名付けて、「ダーティー読書術」です。小説は読むことが目的ではなく、小説を読んだ自分が「どう感じるか」、そして「どう変われるか」が重要なのです。そのためには、「気づき」や「ひらめき」をドンドン書き込んでいくことが不可欠。「読む」「書く」という脳の複数の領域を使ったほうが、記憶するのに圧倒的に有利なのです。

02.
本の内容を他人に説明する

あなたは最近自分が読んだ本の内容を覚えていますか?本の内容を記憶に残すのに最も簡単なのは人に「話す」こと。これを意識的に行うだけで、アウトプットによる復習効果が得られます。友人や同僚との雑談で、あるいは、朝礼やスピーチ、プレゼンテーションや講演の中で本を紹介するのもアリです。

とはいえ、「おもしろい」「ためになった」を連呼してもだめで、具体的にどこがためになったのか、本の内容を要約しながら、相手に伝えることが大切。日頃から「話す」ことを習慣にすれば、アウトプットの質が飛躍的にアップします。

03.
SNSで感想を発信して
リアクションを見てみる

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私は本を読んだら、その日かその翌日に、Facebookで感想をシェアするよう心がけています。10行を超えるような長文を投稿する場合もありませすが、数行の感想でも構いません。それをやるだけで、本の内容が、何倍も記憶に残りやすくなるのです。

なぜか?自分しか読まない手帳やノートに書くのとは違い、第三者に見られるシェアでは、適当なことは書けないので、本の内容を思い出す作業を必死に行うからです。
また、投稿にコメントがつくと楽しくなり、モチベーションもアップ。いつの間にか読書力もついてきます。

04.
アウトプットする前提で
本を読む

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読書というのは、1冊の本からどれだけ深い情報をスクイーズ(搾る)できるかが鍵。つまり、速く読めるかではなく、どれだけたくさんのことを学べるか。このスクイーズ能力を鍛えれば、同じ1冊の本を、同じ読書時間で読んでも、2倍以上の知識や気づきを得られるようになります。そして、本を読んだら、必ずアウトプットする、と決めましょう。

「アウトプットしないといけない」という軽いプレッシャーを自分にかければ、スクイーズ能力も飛躍的に高まっていきます。

読んだら忘れない読書術
コンテンツ提供元:サンマーク出版

樺沢紫苑/Zion Kabasawa

精神科医、作家。札幌医科大学医学部卒。大学病院、総合病院、単科精神病院など北海道内の8病院に勤務。米国シカゴのイリノイ大学に3年間留学。うつ病、自殺についての研究に従事。帰国後、東京にて樺沢心理学研究所を設立。メールマガジン、Twitter、Facebookなど、累計40万人以上のインターネット媒体を駆使し、精神医学、心理学、脳科学の知識、情報をわかりやすく発信している。

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