壊れたファスナーを、あっという間に直す方法(動画あり)
ファスナーのトラブルって、案外多いものです。お気に入りの洋服やバッグだったら大ショック。なんとか、直そうと四苦八苦するものの、徐々にイライラしてきて…「んっあ〜もう!」なんて経験ありませんか?
この動画で直し方を教えているのは、アメリカ西海岸で唯一のファスナー工場「UCAN Zipper USA」のスタッフ。プロの直伝の修理法をマスターすれば、いつまでもイライラしなくて済みますよ。
閉めている側から
ぱっくり…イラッ!
ファスナーのトラブルでよくあるのが、上の写真のようなスライダー(引き手金具の部分)を上げようが下げようが、ぱっくり開いてしまう現象。そもそも、どうしてこうなってしまうかと言うと、エレメント(左右から噛み合う務歯)を結合するのに大切な、スライダー部の噛み合わせが緩んで開いてしまっているからだそう。
ラジオペンチ1本
これだけで即解決
そこで登場するのがラジオペンチ。
ラジオペンチを使って、スライダーの引き金具の左右を少し閉めます。これ、強すぎるとスライダーが動かなくなってしまうので要注意。少しずつ力をかけ、一度スライダーを動かして様子をみながら、閉めていくことがポイントだそう。
これだけで、エレメントは驚くほどに噛み合って、簡単に直ってしまいました。さらに、メンテナンスを加えるならば、エレメントがまっすぐになるよう、ラジオペンチを使って整えるのがベター。これで完璧。
もちろん、両サイドから引っ張っても外れません。ラジオペンチを工具箱に1本用意しておけば、いざというときにも安心!
Licensed material used with permission by UCAN Zipper USA