【閲覧注意】ある議員が目撃した、犬の殺処分現場。
環境省によると、全国の犬・猫の殺処分数は毎年減少中。ただし、ここ30年でもっとも少ないとされる2013年でさえ、12万以上もの尊い命が失われています。
今回、その“現場”に向かったのは、東京都議会議員・塩村あやか氏。彼女のHPに掲載された「活動報告」の内容が、大きな話題になっている模様。記事内には目を覆いたくなるような光景が登場しますので、閲覧にはご注意ください。
無責任な飼い主のせいで、
今日“死んでもらう”ことに
視察したのは某自治体の施設。この日に処分される予定の犬は10頭。この檻の中で、そのときを待ちます。
時間になると、職員が水と餌の器を下げるために檻の中へ。すべてが撤去されたことを確認すると、奥の扉が開き、殺処分機へと続く廊下が出現。手前の柵が奥に動き、彼らを追い込みます。
すべての犬が処分機へ。怯えて震えている犬も。
二酸化炭素注入のボタンが押されると、犬たちは苦しそうに上を向き、喘ぎ始めます。部屋の空気はどんどん薄くなり、窒息させている状態に。
苦しさから、少しの間のたうち回り、
静止。
すべての犬が倒れたあと、確実に致死させるため、扉を閉めたまま約15分ガスの濃度を保ちます。
中には、口から血を流している犬も。口内を噛み切るほど苦しかったのではないでしょうか。
塩村氏にも「とにかく苦しそうに見えた」そうで、「決して“安楽死”ではない」との記載も。
床が開き、数メートル下に音を立てて落下。落ちた先の扉も閉まり、焼却へ。
首輪をしているため、過去には人間と一緒に幸せに暮らしていたはずの犬たち。そんな彼らの最期は、「モノのように、システマチックな処理で終わってしまった」と彼女は表現しています。
現状を目の当たりにした塩村氏は、「行政殺処分を行わなくても済んでいる国を見習うことが一番」と言及。本質を見抜き、抜本的な施策を展開していく必要性を訴えています。そうでないと、「処分された罪なき命が報われない」と―。
ちなみに彼女は、動画ではないことと、多くの人に現状を知り、命の大切さと重みを考えてもらいたいと、この記事を公開したのだそうです。
Reference:環境省
Licensed material used with permission by 塩村あやか