物事をシンプルに考える人の、6つのポイント

物事を複雑にとらえたり、余計なことに時間を割いてしまって、要領が悪いと悩んでいませんか?日々の行動や考え方をちょっと変えるだけでいいのです。
自著『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則』から、物事をシンプルに考えるためのヒントを紹介しましょう。

01.
自分の勘や経験に頼らない

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私は、物事がうまくいく人に共通する要素は「素直さ」だと思っています。
素直な人はビジネス書を読んで、面白いことが書かれていたら「自分もやってみよう」と、すぐに行動に移すことができます。柔軟性に富んでいるから、自分とは異なる意見を取り入れ、行動に移すことができるのです。

一方、素直でない人は他者の意見をなかなか受け入れようとはしません。悪い意味でこだわりが強く、頑固です。他者の意見を取り入れないと、結局は自分の勘や経験、そしてわずかな知識に頼るしかなく、遠回りをしてしまいます。

02.
イヤなことを「筋トレ」だと
ポジティブに捉える

言葉の中で、特に気をつけたいのがグチです。会社のグチ、上司のグチ、部下や同僚、それに妻や夫のグチ。誰かと会うたび、お酒を飲むたびにグチをこぼす人は非常に多いもの。これが後ろ向きな言葉であることは当然ですが、「解決策のない言葉」であることを忘れてはいけません。

ですから私は一切のグチを口にしません。もちろん仕事をし、生活をしていれば、イヤなことや大変なことは発生します。そんなとき、「これはトレーニング、筋トレなんだ」と思うことにしています。

そもそも人間には、自分の能力で解決不能な問題は降りかかってきません。ほんの少し負荷がかかった課題をクリアしていくことが、成長につながっていくのです。

03.
失敗の原因を自分の「中」に求める

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物事がうまくいかなかったとき、その原因を自分の「外」に求める人がいます。よく耳にするのは次のような言葉です。

「うちみたいに小さい会社ではだめなんだ」
「上司の指示がおかしかったんだ」
「景気が悪いから仕方ない」

さて、自分の外にある理由を考えたところで、その教訓は次回以降に活かせるでしょうか?「自分は悪くない」という慰めにはなっても、それ以上の教訓は得られず、結局同じ過ちを繰り返して面倒くさいことになります。なぜなら、自分の「外」にある原因(会社、他者、環境、年齢など)は、改善できないからです。

しかし、自分の「中」を変えることは可能です。たとえば、英語ができない原因を「日本の教育制度のせいだ」と片づけていては、自分の力ではどうすることもできません。しかし、「これまで真剣に学ぼうとしなかったからだ」と考えれば、改善策はいくらでも思いつくはずです。

04.
アイデアを紙に
どんどん書き出していく

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私は、個人的に世界で一番書きやすいと思っている「ジェットストリーム」というボールペンを、50本以上は持っています。自宅とオフィス、部屋のいろいろな場所に置いているのです。なぜなら、いちいち記憶することが面倒くさいからです。記憶力に頼っていても、大抵のアイデアは忘れます。小さなアイデアを逃さず、いかに育てていくかが重要なのです。

また、企画や構想・計画などを練るとき、いつも紙とペンを用意し、書きながら考えています。第一に、頭の中でアイデアを練っても、うまくまとめることはできません。その点、紙に書き出していくと、断片的なアイデアを「可視化」して、客観的に組み合わせ、まとめることができます。

アイデアとは仮設のことです。使えるアイデア(仮設)と使えないアイデア(思いつき)の違いは、「客観的な検証が加えられているか」。一般に、頭の中のアイデアは主観的になりがちで、多くの欠点が隠されているもの。紙に書きながら客観的に検証することで、アイデアに潜む問題点を発見し、使えるものへと高めていけるのです。

05.
時間を節約したいときこそ
お金はケチらない

お金を稼ぐ(増やす)ことができますが、時間は増やせません。一度過ぎた時間は、二度と取り戻せないのです。無限に与えられているわけでなく、毎日確実に目減りしている。それが時間です。私は、常に「時間を節約するためには、お金をかけてもいい」という意識を持って行動しています。お金なら、稼いで増やしていけるのです。

たとえば、毎日1冊ペースでビジネス書を読むのも、投資活動です。いい本に出会えれば、5年、10年かけて気づくような法則も、わずか数時間で手に入れることも可能になります。自己投資へのお金を節約することは、時間を浪費することにつながり、結局自分の価値を引き下げることになります。

時間とお金の価値を考え、「時間を節約するために、お金をかける」という意識を持つようにしましょう。

06.
気力と体力をキープ!
「あえてがんばらない」

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どんなに力のあるピッチャーでも、初回からずっと全力投球を続けていたら、とても9回まで体力が持ちません。ラクしたいからではなく、完封や完投といった結果を出したいからセーブするのです。もっと簡単な例を挙げるなら、100メートル走のペースでマラソンを走る選手などひとりもいないでしょう。長距離走において大切になるのは、爆発的な瞬発力ではなく、持久力なのです。

これと同様に、普段の仕事や行動であっても、常に全力投球するのは賢い選択だとはいえません。先発ピッチャーやマラソン選手がペース配分するように、「あえてがんばらない」という選択ができてこそ、物事の長期的な継続が可能になります。

いつまでも気力や体力に頼るような生き方では、どこかで必ず息切れします。身も心もボロボロになってしまいます。勇気と自信を持って、「あえてがんばらない」という選択をしましょう。

面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則
コンテンツ提供元:本田直之

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