毎朝10分「生徒」を本気で褒めつづけたら、変化がおきた・・・

特別支援学校の教師が、生徒たちに毎日欠かさず実践している、あるルーチンが話題となっています。その様子を映した動画は、すでにFacebookで200万回以上再生され、教師の情熱を称える多くのコメントが集まりました。授業が始まる前の恒例行事が、次第に生徒たちの心を動かしていくのです。

毎朝、徹底的に
生徒を褒めまくる熱血教師

スクリーンショット 2015-12-02 14.17.32

写真のイケメン男性が、フロリダ州の特別支援学校「キーストンアカデミー」で教師を務めるChris Ulmerさん本人です。
彼は、簡単にその日の日程を生徒に共有する代わりに、毎日、授業開始前に8人の生徒一人ひとりに特別な励ましの言葉をかけてハイタッチを交わすのです。

彼は自身のFacebookに、この魔法の言葉をかける時間をルーチンにして以来、生徒たちのなかに前向きさが出て、より積極的になってきたと感じていることを語っています。

愛や情熱を説くよりも
日々、語りかけることで
子どもたちと共有する

スクリーンショット 2015-12-02 14.06.04

スクリーンショット 2015-12-02 14.05.01

「キミの先生でいれて幸せだよ。キミはとっても面白いし、誰よりもサッカーが上手だよね。ここにいるみんなキミのことが大好きさ!」

授業開始前の毎朝10分間、これがUlmerクラスの朝礼です。毎日少しずつ、表現を変えて生徒たちの個性に目を向けて褒めるんだそう。この“褒めて伸ばす”方針に至った経緯が先生のFacebookにありました。

「毎朝10分間、クラスの生徒たちを褒めることが、ボクの日課です。たったこれだけのことだけど、彼らの中にある自信や、自尊心がスパークするのを何度も見てきました。たとえ、どんな子どもだって、この世界に受け入れられるに値する存在。彼らの欠点に目を向けるようなことはしたくない。才能を見出したいんです。教師として、平和や愛やハーモニーをただ語るんじゃなく、彼らに示したいし、実感してもらいたい」

Ulmar先生は、こうも語ります。

「生徒たちの将来は、若い頃の経験に基づいていくはず。仮に彼らが劣っていたとして、それを教師までがうんざりしていたら、彼らの未来は何も広がってなんがいくはずありません。でも、教師がしっかり、愛や情熱を示すことで…それが、彼らにとっての基準となる。そう信じているんです」

生徒たちに嬉しい変化
お互いを支え合う姿勢

スクリーンショット 2015-12-02 14.18.24

この毎日のルーチンを初めてから、次第に生徒たちがお互いを褒め合うようになったそうです。誰かが達成できたことをみんなが喜び合い褒め合う。積極的にお互いを支え合う姿勢が、自然とクラスの中に浸透していったこと。それが「何よりも嬉しい驚きだった」そう。
熱意あふれるUlmar先生の姿勢に、自閉症の生徒たちが応える。素敵なルーチンの様子はこちらの動画でチェックしてみて。

Children learn to love or hate at an early age.I think it's time we actively work towards teaching love and acceptance.

Posted by Special Books by Special Kids on 2015年11月15日

 

Reference:ABC.News
Licensed material used with permission by Special Books by Special Kids

学校で毎朝行われる「出席確認」。普通は名前を呼んで確認するものですが、少し前から、斬新でステキな出席確認をする先生の動画が話題になっています。Barry ...
成績が最悪だった。授業がよくわからない。部活がうまくいかない。友達とケンカしちゃった…いろいろな理由で学校に行きたくなくなったこと、誰でも一度はあるのでは...
あなたは「自分探し」をした経験がありますか?私は、新卒で入社した大好きだった会社を、一年半で退職しました。ただただ、社会人というキラキラした世界に憧れ「本...
「Inc.」の人気ライター、Jeff Haden氏は、ある実験をしてみることにしました。そのときの様子を紹介しましょう。それは、朝、昼、晩、いつでもできる...
教え子から感謝の言葉をかけられるときほど「教師冥利」に尽きることはないでしょう。ここで紹介するJ氏も、そんな学校の先生のひとり。ある日彼が教室に入ると、机...
思い起こせば誰にでも一人くらいは、恩師と呼べるような先生がいるんじゃないでしょうか。この記事の主人公もきっと、いつかそう呼ばれるに違いないステキな先生です...
オランダのある中学校の授業風景が「刺激的すぎる」とFacebookやYouTubeを通じて話題沸騰。生物学の先生が、生徒たちに人体の構造を教えるため、驚き...
一人の先生が思いついたあるアイデアがきっかけで、クラスの出席率がわずか 40%から93%まであがった公立学校があります。そのプロジェクトの仕掛け人はスティ...
ベルリンにある「Evangelical School Berlin Centre(ESBC)」は、15歳までの間、学年や時間割りが存在しない学校です。学び...
教育は、未来をつくります。貧困のなかに生まれた子どもが教育を受けられないと、貧しさが代々受け継がれる「貧困の悪循環」に入ってしまいます。適切な教育を受ける...
いまや家事や育児を夫婦で分担するのはスタンダードになってきていますが、そこに対する男女の「認識の違い」が、夫婦間のイライラを生む原因になることも。「No ...
最近、あなたは人に褒められましたか?または褒めましたか? 坂東眞理子さんの著書『すべては書くことから始まる』では、褒める行為について彼女なりの考え方がまと...
とある先生が教壇に立ち、きれいな20ドル紙幣を掲げてこう問いかけました。「これが欲しい人は?」。生徒たちは一斉に手を挙げます。先生は小さく紙幣を折りたたみ...
アメリカでは、校内の安全のために警察官が駐在していることがあります。カリフォルニア州にあるヘリテージ・ハイスクールのミッチ巡査も、そんな駐在警察官のひとり...
アインシュタインは言った。「人は誰もが天才である。しかし魚に木を登らせようとするのなら、その魚は一生、自分が愚かだと信じて生きていかなくてはならないだろう...
インド東部、最貧困州といわれるビハール州の小さな村にある学校で、2010年国際的な芸術祭「Wall Art Festival(WAF)」が始まった。目的は...
いい国作ろう鎌倉幕府、カリウムの記号、とある国の人口…。このような知識を持つに越したことはありませんが、実際にそれが役立った場面を思い出そうとすると、やや...
小学校の先生であるアドリアーナ・ロペスさんは、2015年1月に乳ガンと診断され、現在化学療法を受けています。そんな彼女を励ますため、生徒たちで結成されたコ...
ちょっと乱暴に言えば、ひと昔前は全員が一律に同じことを学ぶのが学校というシステムでした。しかし考え方も生き方も働き方も、すべてが多様化してきた今、学校で教...
卒業しても何年も経っているのに、学校の夢をみることがあるーーこれは多くの大人が経験したことがあるのでは? ここでは、そんな「学校の夢」に秘められた無意識か...