【画像必見】金属を「0.001mm」単位で仕上げる、プロフェッショナル

0.001mm。日本人女性の髪の太さが平均的に0.08mmと考えると、サイズを想像できるでしょう。

その精細な世界を硬質な金属で表現する職人が、この記事の主人公である道場 公穂(どうじょう きみお)氏です。

彼の仕事は金型の保全。金属を美しくプレス加工するには、その金型が重要であり、道場氏はその金型を0.001mm単位(といっても感覚の部分も多いにあるのがスゴイところ!)修正することができます。

金型の修正は、機械ではなく
人の手によってなされている!

まずは金型を目視と手触で確認します。0.001mmの凹みは、機械ではなく、彼の感覚で見つけ出されるわけです。

金属に赤ペンで染色した後、そこ磨くことで微細な凹みを視認しやすくします。色がついていない部分が凹みの部分となります。

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砥石で金属を研ぐ……と同時に、金属を熱するため、バーナーの炎を調整。温度が重要です。

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これを繰り返して少しずつ修正していきます。上は修正前とバーナー修正後。

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ペンシルグラインダーという道具で、凸の部分を削り取っていきます。

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確認のための染色をして、凸凹部分がないかをチェック。

最後の確認は、目視と手触。仕上げは職人の感覚です。

この金型から生まれるのは
鏡のように美しい金属面

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こちらが道場氏が手がけた金型を使ってプレスした金属です。0.001mmの凸凹すらない鏡のような表面、流れるような曲線が見事!

さて、この作品は、車のボンネット。そして道場氏はマツダの社員です。スマートフォンのような小さなプロダクトにおいては、0.001mmへのこだわりが言及されることもあります。しかし、マツダでは、車のボンネットという大きなプロダクトにおいても、ミクロの単位でこだわっています。

160202_mazda_007マツダのデザインコンセプトは「魂動デザイン」。その強い生命力を感じる、曲線美は道場氏のような職人によって支えられているのです。

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