「斜め45度」が止められない・・・ロシア人インスタグラマーの偏愛写真24枚

もしかしたら、これから登場する写真が、あなたにはただの風景画にしか映らないかもしれない。けれど、これが「斜め45度」の世界。2枚、3枚と続くうちに、いつしかこのデュアルワールドの奥深さに、あなたもハマっていくに違いない。

無意識に気がつくと
この世は“斜め45度”に
あふれている!

たとえば、この一枚の写真。川沿いの土手にできた轍の上を自転車が走る。何のことはない風景写真ともとれる。が、写真の右上と左下に注目してほしい。寸分たがわぬ位置にピタッと角と角を意図的に合わせているのが分かるはず。こうして生み出されるのが角度45度だ。

撮影者は、ロシア人インスタグラマーのSergey Minkinさん。彼のただひとつのこだわり、それが平面と物体(または人物)を融合させて「斜め45度」の世界観をつくりだすこと。カメラを斜めに構え、意図的に角度を付けたものではない。すべては、日常の中にあるものから、斜めな世界を切り取っていくのが彼の技法。

「街を歩いていても、どこかに45度で構成されたものを無意識的に探してしまっているんです。いつも、『これが最後』って心に誓うんだけど」

勝手な心配だが、完全に彼の中でフェティッシュ。
それでは、Sergeyさんの偏愛作品をどうぞ。きっと、最後まで行き着くころには、自然と首が左に傾いていることだろう。

いつしか、これが
デフォルトになってくる

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。