【9歳の少女がなぜ?】ネイビーシールズ仕込みの過酷な耐久レースに挑んだワケ

弱冠9歳のアスリート少女、ミラ・スターが成し遂げた偉業に注目が集まっています。

アメリカ海軍の特殊部隊「ネイビーシールズ」がプロデュースする24時間耐久のエクストリームレースに挑戦し、見事完走をしてしまったのです。

でも彼女がこんな過酷なチャレンジをするのには、深い理由がありました。

最年少の
チャレンジャー

彼女が参加したのは「BattleFrog 24hour」という米軍仕込みのレースで、1マイル×6つのトラックがあり、そこには水中も含む27の障害物が設定されているというもの。ミラはまず3つのトラックをクリアし、午前2〜6時に仮眠して、残りの3つを走り切ったそうです。

しかも彼女が参加したコースは「子供用」ではなく、「ミリタリースタンダード」と呼ばれる大人と同じもの、というから驚き。

レースに向けたミラの体作りは9ヶ月前から始まり、1回3時間のトレーニングを週に5回も行ったそうです。いったい何が彼女をそこまで奮い立たせたのでしょうか?

「いじめに立ち向かうためよ」

そもそもは、学校でのいじめに立ち向かうためにトレーニングを始めたというミラ。良きパートナーでありトレーナーでもある父、クリスチャンはこう語ります。

「体が引き締まるに連れて、自然といじめはなくなりました。ミラも自分を守る術を知ったのです。さらに彼女は『iPadに夢中な同世代の子供たちに、影響を与えたい。私にビデオゲームは必要ないの』と。彼女は私にとってもヒーローなのです」

ミラ自身もこう語ります。

「私はもういじめは受けません。自分自身で立ち上がる方法を知っているから。私は自分のやっていることに誇りを持っています」

彼女のInstgramを見ると、大好きなパパや愛犬と笑顔で学校に通う写真もアップされています。そこには「IamTheAntiBully(アンチいじめ)」のハッシュタグも。

「ラクな人生を送りたいとは思いません。たとえつらくハードでも、達成感のある人生を味わいたい」

誰も成し得なかった小さな少女のチャレンジに、拍手!

Licensed material used with permission by millastarbizzoto.com
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。