今週末行けるかも? 日本のウユニ塩湖、8選。

地面が反射して空を映し出し、壮大でフォトジェニックな写真が撮れることで有名なボリビア・ウユニ塩湖。行くにはなかなかに難易度が高いのだが、今やいろんなところで「死ぬまでに一度は行きたい絶景」扱いされているからか、行くことが一種のステータスみたいになっている気もする。

世間は夏休みモードの8月始め。何気なくFacebookを見ていると、また友人のひとりが『ウユニ塩湖、行ってきた♡』と投稿していた。(はい、出ましたー)と思いながら、(行けるもんなら行きたいよ私だって……)とふてくされ、すぐさまFacebookを閉じ、仕事のためTwitterを開いた——その時だった。

タイムラインにこんなツイートが流れてきた。


鳥取、だと...!?

ふてくされていた心がふっと軽くなった。

まず、言わずもがな、美しい。ふてくされていた心が洗われる。

そして、それが国内で見ることができるという驚き。しかも鳥取。某月曜に夜ふかしをするテレビ番組でさんざんな扱われようをしていた、あの鳥取。

ちなみにこれは、鳥取砂丘をマウンテンバイクで走る、体験型アクティビティ「FAT BIKE TOUR」でのワンシーンとのこと。「FAT BIKE TOUR」については運営会社TRAIL ONのページをチェックしてみてください。

そんな二重の感動を味わいつつ、ふと思った。

本物のウユニ塩湖やこの鳥取砂丘のように、実際に上を歩けるかは別にしても、水面が反射して美しい名所は日本中にあるんじゃないか?

こうなると職権乱用です。
ボリビアなんて行けないよ! と私と同じ思いを抱えるあなたのため(という大義名分のもと)、日本のウユニ塩湖を集めてみました。北は北海道から南は沖縄まで。これを読んでいるあなたがこの週末にでも行けるところがあると嬉しいです。それではどうぞ!

01. 摩周湖
(北海道川上郡)

国立天文台編纂『理科年表』(2007)によると、摩周湖は日本一透明度の高い湖だそうだ。ちなみに透明度は28m。流入する川がなく、透明度を下げる原因となるプランクトンがあまり発生しないことから、この透明度が守られている。

摩周湖は、摩周第一展望台、摩周第三展望台、裏摩周展望台から見ることができ、場所によっては湖の姿だけでなく、色まで変化するという。

霧に包まれることが多く、シャッターチャンスはなかなか訪れないかもしれないが、霧が晴れた瞬間は圧巻。ちなみに、比較的霧の発生が少ないのは裏摩周展望台だそうだ。

02.蔦の七沼・鏡沼
(青森県十和田市)

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蔦沼を含む周辺の7つの沼の総称を「蔦の七沼」といい、そのうちのひとつがこの鏡沼。その名の通り、水面が鏡のようになり、あたりの木々を映し出している。

蔦沼の周辺は、十和田樹海とよばれるブナの原生林に囲まれ、散策路が整備されている。全長2.8kmの「沼めぐりの小路」は約1時間で自然を満喫できる人気のコースで、もちろん鏡沼も楽しめる。特に紅葉シーズンがおすすめだ。

03.江川海岸
(千葉県木更津市)

東京湾に面している木更津は、古くから海苔の養殖やアサリ業など、水産業がさかんな地域。江川海岸は、東京湾では唯一の自然の干潟で、春~夏は潮干狩りを楽しむことができる場所だ。

海の中に続く電柱の風景が幻想的。

電柱は、アサリの密漁監視小屋に電気を送るためのものだったそうだが、今は使用されていない。

海水による電柱の腐食がすすみ、危険な場所もあるため、電柱のそばまで行くことはできない。撮影はマナーを守り、手前の柵のところからどうぞ!

04.館山港
(千葉県館山市)

東京湾口、館山湾の奥にあり、昔から生鮮魚を魚河岸まで運ぶために活用されてきた館山港。平成5(1993)年度には「ビーチ利用促進モデル地区」の指定を受けており、遊歩道などが整備された。
 
ちなみに上の写真、実は上下逆さま! 本物の空は下半分なんです。気づきました?

05.戸隠高原・鏡池
(長野県長野市)

2000年もの歴史がある戸隠神社や、鎮守の森である原生林などが残る戸隠。そんな戸隠の美しい四季を鏡のように映し出すのがこの鏡池だ。特に紅葉シーズンには観光客であふれかえるそう。

鏡池につながる道路は幅員がせまいので、中型車以上の車両は進入できない。高原のウユニ塩湖、訪れる際にはご注意を!

06.四日市コンビナート
(三重県四日市市)

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Photo by Yuto Nakase

昭和30年代に日本で初めてつくられた石油化学コンビナートがある四日市市。工場観賞の愛好家から聖地とよばれているこの場所では、運河や河川、河口をはさんで、水面に反射するダイナミックな工場景観を楽しむことができる。

目の前に広がる200メートルの運河に工場地帯が反射する四日市ドーム前、迫力のある要塞のような景色を楽しめる大正橋、第1コンビナートを一望できる千歳第2ふ頭など、「日本版ウユニ塩湖」なスポットがたくさん。株式会社第一観光が開催する四日市コンビナート夜景クルーズなどを利用して楽しむのも手だ。

07.父母ヶ浜
(香川県三豊市)

遠浅の海岸が南北に約1km続く、波の穏やかなロングビーチ、父母ヶ浜。
海岸線が西向きなので美しい夕暮れを見ることができ、NPO法人日本列島夕陽と朝日の郷づくり協会が選定した「日本の夕陽百選」にも選ばれたスポットだ。
ぜひ夕暮れ時をねらって、「四国のウユニ塩湖」を体感してほしい。

08.宮古島
(沖縄県宮古島市)

沖縄本島から南西約300kmの場所に位置する宮古島。

東洋一美しいともいわれる与那覇前浜、砂浜からすぐの浅瀬で熱帯魚やサンゴを見ることができる新城海岸など、南国特有の美しいビーチを数多く擁している。

光の反射をうまくとらえることができれば、ウユニ塩湖っぽい写真を撮影することができる!

ちなみにこちらは伊良部島。
2015年には伊良部大橋が開通し、宮古島から無料で渡れるようになった。

日本の森・滝・渚 全国協議会による「日本の渚100選」にも選ばれた佐和田の浜は、干潮になると潮が遠くまで引き、浅瀬に広がる岩礁がユニークな景観を見せてくれるスポットだ。

本物のウユニ塩湖に行くのは、まだしばらくお預けでもいいかも?

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