自転車大国オランダから、新たな「バイクスタンド」の提案。

駐輪場にある自転車スタンド。僕は当たり前のように使っていて、気にもかけたことがありませんでした。

だけど、オランダで活躍するデザイナーMilou Bergsさんの考えは異なっていて、ルックスが「目ざわり」だと言います。この想いがあったからこそ、こんな画期的な発明ができたのでしょう。

普段は地中に埋まっている
「自転車スタンド」

Photo by Iris rijskamp
Photo by Iris rijskamp

日本でも、ミニマルな自転車スタンドは開発されてきました。例えば、前輪だけを固定するタイプや、サドルを引っ掛けるスタイルのもの。使いにくいというデメリットはないけど、強いて欠点をあげるなら、使っていないときに邪魔になってしまうことでしょうか。

この弱点さえも克服したのが、Milouさんの発明。仕組みは、画像でいう所の黄色い部分に自転車を運ぶと、シーソーのような要領で、前輪が地中に埋まり、後輪はスタンドが倒れないようにサポートしてくれるようです。

Image by Abscis Architects / Thomas de Bruyne

10月のDutch Design Weekで取り上げられるやいなや、様々な自治体が導入を検討しているそうです。

よくよく考えてみると、渋谷などの歩道沿いにある駐輪スペースって、乱雑に自転車がとめてあるから見た目は綺麗ではないかも。となると、これがあるだけで駐輪の仕方も統一できるし、何と言っても、使ってないときは邪魔にならない。

日本でも、これが採用される日が来てほしいな〜。

Licensed material used with permission by Milou Bergs
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。