あなたが撮りためているその写真、世界に向けて「売ってみたい」と思いませんか?

写真が、大好き。何気ない1枚でも、特別な1枚でも、誰かに「いいね」と言ってもらえる瞬間が大好き。

カメラ片手に街を歩けば、今日はなにを撮ろうかとキョロキョロしてしまう。目の前のシーンを、どう切り取ったらいいか悩んでしまう。良い1枚が撮れると、誰かに見せたくて仕方なくなる……。

そんなあなたの写真を発信する場所は、なにもSNSだけではありません。世界中の「写真を求める人たち」に向けて、発信できる場所があるんです。

世界中であなたの作品が
売れるチャンス!

今回ご紹介するのは、Getty Images社が運営する『iStock(アイストック)』というストックフォトサービス。写真家やイラストレーター、映像作家の作品を預かり、あなたに代わって販売をしてくれるというもので、世界中になんと600万人ものユーザーを持つ、グローバルサービスなのです。iStockにあなたの作品をアップロードすれば、世界中のどこかで購入され、雑誌や広告に使われる日が来るかもしれないのです!

しかしiStockで売れる作品にするには、ちょっとした準備とコツが必要なんだそう。今日はみなさんにコツをお伝えするために、実際に撮影会をしてみることにしました。

協力してくれたのは、趣味で始めたInstagramで3万人のフォロワーをもつ@daruma64さん(以下、darumaさん)。実はdarumaさん、普段は会社員として働き、撮影は基本的にiPhoneだけで行っているという超フリースタイル系のお兄さんなのです。

過去撮りためてきた作品を徐々にiStockにアップロードしているというdarumaさんですが、今日は初めて、iStockで販売することを意識した作品を撮ってみることに。特別に、Getty Imagesシニアアートディレクターの小林さんにアドバイスをもらいながら、撮影をしてみます。

撮影をはじめる前に
知っておくとイイこと

左がゲッティイメージズシニアアートディレクターの小林さん。モデルさんと一緒に撮影のイメージを膨らませます。

小林さん:実は今、iStockで一番求められているのは、「本物感」や「リアルさ」なんです。完璧な容姿のプロモデルを起用して、スタジオで照明を駆使して撮影したような写真の需要は低下していて、リアルな人々を被写体とした作り込み感のない写真が、広告でも使用されているんですよ。

だからスタイリングは可能な限りナチュラルに!これが最大のポイントだったりします。あとはいくつかのコツを押さえた準備をするだけですよ。

なるほど……確かにそんなに周到な準備をしなくても始められそうです。でも本当に、スマホでいつも通り撮影するだけで大丈夫?コツを押さえた準備ってどんなこと??

カメラを持つ前に
準備すべきはこんなこと!

■「ムード(雰囲気)」と「コンセプト」で、撮りたい写真を考えよう

まず大まかなテーマを決めたら、iStockのサイトを参考にどんなムード(雰囲気)の写真を撮りたいかを固めていきましょう。参考にしたい写真を集めて「ムードボード」を作れば、撮影時の大切なヒントになりますよ。ストーリー、ロケーション、キャスティングetc……イマジネーションをたっぷり働かせて、考えてみましょう。

雰囲気がつかめてきたら、コンセプトも決めてみましょう。ハッシュタグを決めるような要領で考えるのがポイントだそう。この写真はどんなニーズに当てはまるのか?一言でいうと、どんな写真?そんなことを言語化していきます。

■必ず撮りたいカットを洗い出そう

同じようなシーンでも、構図次第で様々な場面が切り取れます。例えばカフェで撮影するとしたら、カフェに到着、ドアを開ける、メニューを決める、注文しているシーン、受取りetc……撮り残しがないように、予想されるシーンは予め洗い出しておきましょう。

いざ、撮影です!

今回のコンセプトは「ミレニアル世代のインフルエンサーの生態」とでも言いましょうか。スマホとSNSを駆使して自己発信をする若者のリアルな様子を収めることにしました。

先ほど紹介したような準備を経て撮影に臨んだdarumaさん。ロケーションは内装とフードがオシャレな、下町にあるHOTEL GRAPHY NEZUに併設されたカフェをチョイス。モデルは20代の男女4人に協力してもらい、リアルな大学生インスタグラマーの生活を演出します。

darumaさんの使用カメラは、いつものiPhoneとデジタルカメラの2台です。

この日のために集まってもらった4人のモデルさんは、全員初対面。まだ緊張の表情ですが「いつも一緒に遊んでる友だち感」を出すために、カメラマンによるムードメイキングがとっても大切です。

フォトジェニックなサンドイッチやパンケーキが運ばれてくると、自然にスマホを取り出すモデルさんたち。フードを俯瞰で撮っている様子を、更に俯瞰で撮るdarumaさん。インフルエンサーが日常的に行っている撮影シーンを、上から、横から、あらゆる構図で捉えます。

フォトジェニックを突き詰めるインフルエンサーたちの“リアル”は、こういった小道具の仕込みにもありました。ファンシーライトをテーブルに仕込むだけで、雰囲気が一気に変わるんです!

ちょうど夕陽が沈む頃、屋上は絶好の撮影スポットに。フォトジェニックな場所や時間帯を把握しておくことも、インフルエンサーの日常を捉えるには重要!

ここからは、実際にdarumaさんが撮った写真の一部も見てみましょう。

iStockへのアップロードも
スマホからワンストップで完了

撮影が終わったら、早速iStockへアップロードしてみます。キレイに加工を施すのもいいけれど、リアルを突き詰めるならスマホで撮った写真をそのままアップロードした方が良いことも。

iStockのアプリをダウンロードしておけば、わざわざPCを立ち上げなくてもアップロードが完了できますよ。

iStockが広げてくれる
表現の世界

darumaさん:もともとは僕も一眼レフから写真を始めたのですが、iPhoneだけで撮ってみようと決めたとき「制約があるなかでの表現」というものの面白さに気付いたんです。構図やアイデアで「いいね!」言ってもらえることが増えて、どんどん写真を撮ることが楽しくなってきました。

今回iStockにチャレンジしてみて、同じように「求められる写真ってなんだろう?」と頭を捻る時間が楽しかったですね!こうやって自分の撮影スタイルや、表現の幅が広がっていくことってすごい嬉しいんですよね、やっぱり。iStockはInstagramとは違う目線で写真を見られるから、ドキドキしますね。僕の写真、売れるかな〜(笑)。

スマホひとつでできる
あなたの世界の広げ方

darumaさんがトライした撮影はほんの一例。あなたの日常の中にあるリアルな風景を切り取って、iStockで更に表現の世界を広げてみませんか?

-18歳以上で、現在日本に居住している方が対象となります。
-メールアドレスを登録していただいた方に、後日iStockよりコントリビューター招待メールが送信されます。そちらより登録を完了してください。

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daruma64さん

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iStock:https://www.istockphoto.com/jp/portfolio/natsuhiko_kakutani
Instagram:https://www.instagram.com/daruma64/