自ら命を絶った人の「最後の写真」が展示された。その表情は、どれも……

まずは、以下の写真を見てほしい。

とくに、写真に映る人々の表情雰囲気に着目しながら——。

© calmzone/Instagram

さて、写真を見てどう感じただろうか? よもや、彼らが「自ら命を絶とうとしている」とは思うまい。

しかし、ここにある写真はすべて自殺前最後に撮影されたもの。「どれも笑顔楽しそうな雰囲気の写真なのに、どうして……」と思わずにはいられない。

この写真展は、自殺防止チャリティー団体「Calm」によってロンドンのテムズ川沿いで開催されたもの。『The Last Photo』というタイトルで、写真はどれも自死を選択する前に撮られたものだという。

主催団体が写真展を通して伝えているのは、「笑顔や穏やかな表情という"仮面"の下で自死を選択する人がいる」という事実。つまり、周囲が必ずしも自殺の兆候に気づけるとは限らない——。

この事実が広まるだけでは、自殺をなくすのは難しいだろう。だが、一人ひとりが事実を受け止めて考え、友人や家族と対話し、ゆくゆくは仮面を剥いで“素顔”を見せられる世の中になることを願いたい——。

Top image: © iStock.com/Borislav
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。