外国人観光客の目に映る「ニッポン」は、テーマパークそのものだった

最近、視覚的にも聴覚的にも「ん、ここって日本だよね?」と疑ってしまうほどのアウェイ感、ありません?(笑)

新型コロナウイルス感染拡大の落ち着きや円安の影響もあって、世界各国から日本に“コンニチハ”している外国人観光客はびっくりするほど増えましたよね。では、なぜ彼らは日本を選び、どんなふうに楽しんでいるのでしょう?

東京都内にいた外国人5人に調査した結果、回転寿司に行ったり、「TSUTAYA」からスクランブル交差点を見下ろすだけじゃない、外国人の目に映るニッポンがありました🇯🇵

Q:日本ってどんな国?

A:「テーマが多すぎるテーマパーク」みたいな国

テンポが速くエキサイティングで、クールなことをする機会がたくさん。伝統的で日本らしい強い文化があるなかで、音楽やファッション、夜遊びなんかもメインで楽しめるところが最高。
26歳男性、シドニー出身

無宗教の人がほどんどなはずなのに、神社のお祭りはみんな参加してたり、アキバの高層ビルの間にミニ神社があったり、現代と伝統のぶつかり合い・共存がオモシロイよ。
21歳女性、ベルリン出身

彼らが日本へ来る理由は様々だけど、理由を聞けば日本が持つ多面性の魅力に気付かされます。

県を跨げば話し方グルメ習慣もまったく異なるし、ひと駅移動すれば雰囲気もガラッと変わる。というように、日本には老若男女、それぞれが楽しめる魅力が小さい島国にぎゅっと詰まっている。ここで生まれ育った人間からすると当たり前になりがちですが、彼らにとっての日本は、まさにテーマパークのように映っているんじゃないでしょうか?

Q:遊びに行くのは?

A:“日本っぽい”というより、“オモシロイ”に出会える場所

©kuremo/Shutterstock.com

数えきれないほどの名所があるのにも関わらず、お気に入りの場所を聞けば、口を揃えて「シモキタ」と答えていたんです。

下北沢といえば、古着屋にカフェ、クラブやバーなどが所狭しと軒を連ねる人気エリアなんですが、話を聞いてわかってきたのは、彼らが下北沢独特の「距離」に惹かれているということ。というのも、下北沢に多くみられる“店主の趣味ダダ漏れのクセ強”な店は、人と人、人とサブカルの距離をグッと近づけてくれる特有のオモシロイ雰囲気を醸し出しています。

偶然の出会いも旅の醍醐味。彼らにとっての下北沢は、魅力的な人やカルチャーに出会える、暖かくも刺激的なコミュニティのようなものなのかもしれません。

Q:日本で絶対買うべきものは?

A:ファミリーマートの「アレ」が最強説

日本のコンビニって、24時間365日当たり前のようにノンストップ営業しているけど、それって結構すごいこと。品揃えもいいし、美味しいし、世界から賞賛されているのも納得のコンビニに、外国人観光客が欲しがる「アレ」はありました。

こちらです。

©株式会社ファミリーマート

「ファミリーマート」が出しているオリジナルアパレルブランド「コンビニエンスウェア」のショートパンツです。これ、今年の春に発売が開始されたシンプルな黒いショートパンツなんですが、軽くてシワになりにくく、ストレッチ性も抜群。それでいて値段は1,990円(税込)と、最強のコストパフォーマンス。調べてみたら、どの店舗も売り切れ状態になるほど密かに大人気の商品だったんです。

知る人ぞ知る最強ショートパンツの良さに、いち早く気づける外国人観光客。これもやっぱり日本人には見えていない角度から、日本を見ている証拠では?

Q:情報はどうやってゲットするの?

A:オンラインよりオフラインで

じゃあじゃあ、これまで紹介してきた場所やモノの情報ってどうやって得てるの?って聞いてみたんです。ガイドブックやインターネットで探すのはもちろんもっとも効率的だけど、本当にいいモノを見つけたいなら、友だちをつくるのが一番手っ取り早い方法らしいです。

簡単そうに言うけど、旅行先で友だちなんか……いや、できちゃうのがフレンドリーな外国人。公園やバーなんかにいる人と仲良くなって情報交換をしたり、「この後空いてるなら一緒にどう?」みたいなことがスマートにできちゃう彼らなら、入ってくる情報も、経験できることも全く違うんだろうなぁ。

 

〜〜〜・〜・〜・〜〜〜

 

今回の調査結果が今のトレンドかと言われたら必ずしもそうじゃないし、あくまでN1視点だけど、彼らが見ている日本ってこういう感じ。つくづく日本っておもしろい国だなぁと思いました。急速に増えるインバウンドに合わせて、外国人向けのアクティビティやサービスも増えているけど、ありのままの日本が実は最大の魅力だってことを外国人観光客に教わった気がします。

そんな機会をくれた外国人観光客の皆んさん、ありがとうございます。
そして、ようこそ日本へ!

Top image: © iStock.com/bernersteven
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。