「15時退社」「どれだけ休んでもOK」有名企業のユニークな5つの制度

働きながら、自分の時間をどうやって確保するか。 誰だって一度は考えたことのある問題だと思います。「忙しいうちが華」なんて言葉もよく聞きますが、価値観の多様化した現代において、果たして忙しく働き続けることが自分にとってプラスなのでしょうか。 自著『あたらしい働き方』から、働く時間のセルフマネジメントについて、さまざまな企業のユニークな取り組みを例に出して紹介します。 new-style-of-work3

01.
「17時上がり」も「早退」も大歓迎
個人に合わせた勤務時間

ニューヨークに本社のあるITコンサルティング会社のホワイトストラタスのCOO、ショーン・ボイド氏はこう言います。

「人生は変化していきます。大事なことは、従業員が一人一人に合った働き方ができて、それを会社が把握できているということです。例えば会社に入ったとき独身だった人が、何年か経って結婚すると、ライフスタイルは変わります。それに合わせて、ワークスタイルも変わるかもしれない。そんな変化を理解して、どう仕事をしやすい環境を与えられるかが会社の使命です」

労働時間は、連続でなくても細切れで構わない、という流れが徐々に出てきているのです。しかし面白いのは、そのような会社でも、伝統的な9時-17時のワークスタイルの人もいるということ。子供を迎えに行くために早く仕事を切り上げるのも、9時-17時できっちり仕事をこなすのも、どちらも立派な個人のライフスタイルということです。

02.
午後3時で退社できる!
誰もが納得する、その理由って?

new-style-of-work3150820-021 2012年、労働時間を朝9時から午後3時までに変えた会社があります。「ZOZOTOWN」などを展開している、スタートトゥデイ。日本企業です。 6時間労働に踏み切ったのには、大きな理由が。法律的に、日本の労働基準法では6時間以内の就業時間の場合、休憩を設けなくてもOK。ところが6時間を超えると45分、8時間になると1時間の休憩が必要になる。しかし、その分拘束時間は長くなってしまいます。そこで、6時間連続して労働する分、午後3時の帰宅を実現させたというわけです。

03.
長時間労働でハードワーク
でも、従業員はハッピー

new-style-of-work3150820-04 労働時間を短くする会社がある一方、長時間労働でハードワークであることを公言している会社もあります。FRASHアニメ制作をしている、日本企業のディー・エル・イーです。 日本人が世界の人よりも絶対的にクリエイティブかというと、そんなことはない。 では何をすれば日本は世界に勝てるのか。日本人だからできることは意外に「ハードワークとチームワーク」なのではないか。これがディー・エル・イーの考え方です。 ここで、重要なのは「やらされ感」があるかどうか。 自分から楽しんでやっているハードワークと、会社から無理矢理言われてやっているハードワークでは、まったく意味が違います。業界で常にあたらしいことをやっているという思いや、唯一無二のサービスであるというプライドが、率先して仕事に向かう社員を作り出しているのかもしれません。

04.
どに〜ちょ?イエーイ?
謎の言葉が語る企業の先進性

new-style-of-work3150820-003 クラウド管理サービスを展開するSansanは、実に変わったネーミングの勤務制度を作っています。たとえば、在宅勤務制度の「イエーイ」や、平日と土日を振り替えて勤務できる「どに〜ちょ」など。 ユニークなネーミングの制度ですが、ノリや受け狙いでやっているわけではありません。つまらない制度名だったらだれも覚えないし、使わないから、このような名前にしているのです。 また、先進的な取り組みをしているIT企業だから始業時間も自由なのかと思いきや、9時半が出社時間で遅刻は厳禁、というのも面白いところ。

05.
どれだけ休暇を取ってもOK
アンリミテッド・バケーション

new-style-of-work3150820-05 エバーノートには休暇に関する驚くような制度があります。アンリミテッド・バケーション。つまり、日数制限のない有給休暇です。

 「休暇のときのストレスは何か。今回は休暇を何日取ったから、あと何日残っている、といったことを計算しながら休まないといけないことではないでしょうか。そういう心配をしないで休暇が取れるよう、日数制限のない有給休暇制度を設けています」(エバーノート)

極論を言えば、365日だって休むことができる驚くべき制度ですが、もちおろんそんなことをする社員はいません。信頼と性善説に基づいて作られているのです。に社員をいろいろと縛ろうとするのは、実は社員を信頼していないことの裏返しとも言えます。

あたらしい働き方コンテンツ提供元:本田直之

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