サヨナラ、大企業。転職を考えるあなたが知っておくべき「5つの選択肢」

「自分は何をしたいのか」「どういう人と働きたいのか」「どんなスキルがあるのか」を軸に、自分らしい働き方を追求する人が増えてきています。働き方が多様化するなかで、大手企業に所属しないという選択肢が広がりつつあります。ここでは、ビジネスの新しいカタチを紹介していきましょう。

01.
自分が成長し続けるために
ベンチャー企業でひと花咲かせる

最近では、東大などの就職に優位な学生が大手企業を蹴ってベンチャー企業に入るという例も増えています。なぜなら、「人生最大のリスクは、自分が成長できないまま年をとること」という考え方があり、大企業幻想こそリスクだという認識がベースになっているからだそう。

確かに、大企業のメンバーシップだけでは生きていけない時代がきているのでしょうし、ブランドの庇護なしに自分を磨きあげていくことにやりがいを感じる人も増えているのでしょう。これまで何をやってきたかに依拠しがちな大企業とは違って、これから何を作っていくかに目を向けるベンチャーは社風が合うのであれば新卒就職であれ転職であれ、とてもやりがいのある職場となるはずです。

02.
ボスや中間管理職のいない
「自由な社風」の会社

アメリカ企業の社風は非常に多様で、日本では見つけがたい労働環境の中に身をおくことができます。たとえば、メンロー・イノベーションズというIT企業には、ボスや中間管理職はいません。全体の動きを調整するのは毎朝の社員全員による打ち合わせです。社員の採用審査も現場の社員が行います。応募者は社員による面接を受け、内定は全員の意見が一致するまで決まらない。昇給や解雇も同様に集団的意思の下で決定されます。オフィスの横にあるチャートには社員の名前と肩書き、そして給料の額までも張り出されています。ある社員によると自分の給料を同僚に知られるのはむしろスッキリするということです。

ただし、個のスキル、コミュニケーション能力がないとフラットな会社で働くのは厳しくなる、というのはいうまでもないでしょう。

03.
出世競争で疲れるくらいなら、
NPOで社会貢献もアリ!?

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直接的に社会に貢献したい、社会問題を解決することを仕事にしたいとの気持ちがある人にとって、NPOに就職するという選択肢もあります。NPO法人(特定非営利活動法人)といえば、収入がない、ボランティアの延長と思われがちですが、現在、全国で4万5,000(2015年3月末)あるうち、7割弱は黒字とのこと。職種も様々で地域活性化、ベンチャー企業支援、環境保護といった分野から教育、福祉、介護など多岐に渡っています。設立趣旨が明確なので、自分が参加したい分野の仕事に参加できるというメリットがあります。

自社の利潤追求のみを目標とする企業の中で出世競争によって身をすり減らすよりは、社会貢献の実感が持てるNPOで働きたいと考える若者が増えているのもうなずける話ですね。

04.
当たれば大きい!
貧困層を対象にした「BOP」

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途上国における貧困層対象(Base of the Economic Pyramid)のビジネスを「BOPビジネス」と呼びます。これは現地における様々な社会的課題(水、生活必需品・サービスの提供、貧困削減など)の解決に資することが期待され、持続可能な新たなビジネスモデルとなっています。

経済産業省も2010年にBOPビジネス支援センターを設立し、この分野を支援しています。その理由としては①日本企業の海外展開支援②途上国における課題解決③アジアなどの所得向上への貢献があげられています。

日本企業では住友化学がマラリア予防用に殺虫剤を練り込んだ糸使用の蚊帳「オリセットネット」を開発。50以上の国々に供給しています。また、タンザニアで生産することで、約7,000人の雇用を創出し、地域経済発展にも貢献しています。

05.
社食の待ち時間まで計算済み!?
グーグルの労働環境にも注目

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アメリカの企業といえば、働きがいのある労働環境の一例としてGoogleについて触れておきましょう。シリコンバレーの本社で人事部門ディレクターを務めるマット・ワービー氏へのインタビューから少し紹介します(「クーリエ・ジャポン」2014年1 月号から)。

三つの運営基本方針は「企業使命」(誰もが世界中の情報にアクセスでき、そえを使えるようにすること、テクノロジーによって世界をよりよくすること、意味のある”クールなこと”をすることも含まれる)を信じる人材を採用すること、次に「透明性」を重視すること、最後に社員一人ひとりに「声」を与えることだといいます。

また、人事部は社員に関する厳密なデータ追跡プログラムを核としており、最適な給与水準や福利厚生制度(無料の社員食堂やダンススタジオ他)だけでなく、カフェテリアのテーブルの最適な大きさや形、昼食時の理想的な行列の待ち時間(3〜4分が理想的で、必要以上に時間をとられない一方で、新しく人と知り合うには十分な長さ)まで、数値的な裏づけに基づいて最適値を実行しているそうです。

仕事のエッセンス
コンテンツ提供元:毎日新聞出版

西きょうじ/Nishi Kyouji

東進ハイスクール英語講師。執筆参考書多数、なかでも『ポレポレ英文読解プロセス50』は20年以上”上位受験生のバイブル”として売れ続けている。近年は、講演会、被災地の幼稚園で紙芝居を読み聞かせる活動など予備校業界の枠を超えて広く活動している。

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