職場で周りから頼られる人材になるための「5つのスキル」

ビジネスシーンにおいてまず大切なことは、同僚からも上司からも、もちろん部下からも信頼を得ること。では、職場で周りから頼られるような人たちには、どんな特徴があるのか?人材育成のプロに聞いてみました。

01.
身だしなみはあなた自身
ディテールに工夫を!

328321838

身だしなみは人のため、おしゃれは自分のため。仕事では、当然身だしなみを優先すべきですが、「おしゃれ心」も失ってはいけません。シンプルな服装を心がけるようにしても、丈やウエストの絞り具合などを研究して、自分が一番美しく見えるものを選ぶようにしましょう。

また、「制服だからどうにもならない」というのは言い訳。ジャケットならインに着るシャツやブラウスに凝ってみる、顔まわりをスッキリ長く見せるために襟を立ててみる、スカートやパンツの丈を規定の範囲内で短くしたり、長くしたりしてみる──。知恵を使えば、いくらでもおしゃれ心を持ちつつ、身だしなみを整えることができるのです。

そして、身だしなみには工夫が必要。よく言われる「TPO」が、まさにそれを意味しています。言い方を変えると、ディテールに工夫を凝らして身だしなみを整えている人は、知性を感じさせます。このような人を見て、周囲は「仕事ができそう」と好印象を抱くことでしょう。

02.
実際の業務以外のところで
自分に付加価値をつける

conference room

先輩より少し先に出社してオフィスの掃除をするとか、みんなに心を込めて美味しいお茶を淹れてあげるなど、実際の業務以外のところで、自分に付加価値をつけるようにしてみましょう。とはいえ、このようなことは1回きりだったり、数回やっておしまいでは意味がない。単なる“ゴマすり”だと思われてしまいます。とにかくやり続けることが大切。

「◯◯さんのおかげで、いつも気持ちよく仕事ができる」
「◯◯さんのお茶じゃないともう飲めない」

などと言われるようになったら、しめたもの。掃除やお茶くみも、あなたの付加価値として認められたということです。

03.
相手の期待にちょっとだけ
上乗せして応える

00089393271_Large

CAの頃から、私は「相手が期待しているよりも、ちょっとだけ上を目指す」ということを心がけて仕事をしてきました。人の期待に少しだけ上乗せして応える、とでもいうのでしょうか。相手が望むことをきっちり成し遂げるのは基本ですが、それにほんの少しだけプラスαするのです。

たとえば、「予定通りの時間に到着するの?」お客様からこう尋ねられて、「はい、定刻通り、◯時△分に到着予定です」とお応えするのは、要望に応えたにすぎません。この場合のプラスαとは、なぜお客様がその質問をされたのかを考えて、ひと言添えることです。

定刻通りの到着かどうかをお尋ねになるということは、乗り継ぎがあるとか、誰かが空港に迎えにくる予定があるなど、到着が遅れたら不都合なことがおありなのかもしれない。そう考えて、「その後、何かお急ぎのご予定ですか?」などの言葉を加えるようにしていました。

04.
自分の能力を出し惜しみしない

00065780143_Large

自分が持てる能力を惜しみなく外に出すことで、その力は、何倍にもなって自分のもとに返ってくる、と私は思っています。

実際、本を上梓したことで、新しいご縁をいただきましたし、何年もお会いしていなかった方と再会するなど、交友関係が一気に広がりました。たくさんのANA時代の先輩や後輩の方々にも読んでいただき、すでに退職しているのに、かえって会社との距離が近くなった気さえしています。

自分が持っているものを惜しみなく出していくと、運やチャンスが広がることをつくづく実感しています。世の中には、自分が持っている「パイ」を大事に抱え込んでいる人もいます。仕事のシーンにおいても、「出し惜しみ」をする人は珍しくありません。

05.
言葉は選んで相手に伝える
迷った時は「黙る」もアリ

言いたいことを端的に伝えようとすると、言葉を選ばなくてはなりません。必然的に言葉は洗練されていきます。その洗練された言葉の中に、私はその人の懐の深さや人間的な奥行きを感じ、「魅力的な人だな」と思うわけです。

言葉を選ばず、ペラペラと言いたいことを全部垂れ流す人は、親になったとき、きっと1から10まで全てを子どもに言ってしまうのではないでしょうか。考える余白を残されない子どもは、想像力に欠けるでしょうし、言葉にしなくても滲み出るような品格は養われない気がします。

「口の中には切れ味鋭い刃物が入っている」。これは、私が尊敬する方からいただいた言葉です。「相手を深く傷つけないとも限らないのだから、言葉を口にするときはその言葉が聞く人にどんな力を及ぼすか、よく考えてからにしなければならない」という意味です。

言葉は少なめに、言おうか言うまいか迷ったら黙る、を心がけていきましょう。

幸せな女の働き方
コンテンツ提供元:里岡美津奈 

里岡美津奈/Mitsuna Satooka

人材育成コンサルタント。1986年全日本空輸株式会社(ANA)に入社。在職中、VIP特別機搭乗を務め、皇室、各国元首脳の接遇で高い評価を得る。2010年に退職。現在は人材育成コンサルタントとして、一般企業や病院でコミュニケーションスキルアップの指導にあたっている。

今まで500個以上の資格を取得したという『10年後に生き残る最強の勉強術』の著者、鈴木秀明さん。彼は、ビジネスの世界で生き残るためには「資格の試験勉強を活...
2014年にアメリカで行われた調査によれば、2020年までにミレニアル世代(1980年前後から2005年ごろにかけて生まれた世代)が労働人口の40%を占め...
世の中には、経験から学んだことを別の事象に応用できる器用な人がいます。事業変革パートナーの安澤武郎さんの著書『ひとつ上の思考力』では、そういう人たちのこと...
今の仕事が嫌いだからといって適当にこなしていると、次につながるチャンスすら転がってきません。せっかく手に入れた仕事なのだから、できる範囲のことを全力でやっ...
「海外で働きたい!」と思っている人は多いかもしれませんが、もちろんいろいろな国がありますよね。国が違えば当然文化も違います。それぞれに合ったコミュニケーシ...
これはビジネスに関するコンテンツを多く紹介している「Entrepreneur」にて、起業家のPeter Daisyme氏が記した記事。上司という立場にいる...
価値観が多様化している現代では、暮らし方も働き方も多様化しています。自由であたらしい働き方を求めて模索している人も多いのではないでしょうか。でも、一体どう...
「このまま、この仕事を続けていていいのだろうか」「将来のために今準備すべきことはなんだろう?」。そう悩んでいる人も多いのではないでしょうか。鈴木秀明さんの...
実際、同僚とはどこまで親しくするべきなのか?「TalentSmart」の記事のポイントは、まさにそこ。ビジネスにおいて、一度何かを共有したら、もう後戻りで...
価値観が多様化している現代において、自由であたらしい働き方を求める人は増えています。自分の求めるワークスタイルに合った会社選びをしようと思ったら、果たして...
さて前回は、「働く時間を減らすためにITを最大限活用しよう」という話をしました。 今回は仕事の内容について、【好き】を仕事にするのはどうすればいいのか、ど...
アメリカ社会で、いま危険視されている「Toxic Worker」を知っていますか?直訳すれば“毒性のある社員”、つまりは同僚に悪影響を与える社員のこと。彼...
働くことは、会社のためでしょうか。それとも、自分のためでしょうか。答えはひとつではありません。価値観が多様化している現代においては、生き生きと自分らしく働...
パートナーとケンカばかりしてしまう。友達と遊んでいてもイマイチ楽しめない。お金がない。プライベートの悩みはたくさんあります。でも、そんな時は割り切って職場...
時間や場所などに拘束されないフリーランサーたちの生活は、一度は憧れるワークスタイルかもしれません。でも、複数の仕事を掛け持ちしているからこそ、時間と収入の...
20代、30代に増えてきた転職経験者。周りを見渡せばここにもあそこにも。2000年代になってから成人になり、現在20歳から35歳くらいまでにあたるのが「ミ...
職場での片思いの相手に失恋…。普通の失恋よりもダメージが大きいことは想像に難くないはずです。なんせ、この先も(下手すると毎日)顔を合わせなくてはなりません...
学校で教えられたことが、社会に出てからも役に立ってますか?Yesの人もNoの人も、大人になってからでも日々学び続けていくことが大切だ、ということに異論はな...
慣れた仕事を毎日「こなすだけ」の日々が続いているなら、もう一度やり甲斐を見い出すためにも、空気をガラっと変える必要があるかもしれません。確かに転職もひとつ...
仕事でピンチの時、いつもあの人の存在が周りを鼓舞させてくれる…職場に必ず一人くらいはいる、ムードメーカーといわれる人たち。では、ムードメーカーの人たちはど...