仕事を辞め、家を売り、旅に出た。「居心地の良さなんて無意味だ」

起業家として、また世界を旅する女性ライターとして活躍するSonia Thompsonさん。周囲からは「軌道に乗ったいい人生」と思われていたようですが、本人は常に枯渇し、多くのものを“ただ求めるだけ”の30年だったと振り返ります。

そんな環境から抜け出すために、仕事を辞め、家を売り払い、そして旅に出た彼女。居心地の良さをすべて投げ捨てたあとで、Soniaさんが手にした「人生を最高に楽しむための秘訣(Elite Dailyより)」。それは誰もが理想に感じていながらも、実現できていないことなのかもしれません。

01.
目標があるならすぐ行動!

私は長い間「外国語を学んで、海外でビジネスを立ち上げたい」と思っていたのに、行動に移せずにいました。いつも通りの快適な環境から、一歩踏み出すことを躊躇していたのです。

しかしある時「それではダメだ」と気づき、後悔し、夢に向かって動き始めました。毎日スペイン語を勉強し、ビジネスもはじめました。今この記事はブエノスアイレスのアパートで書いています。

この経験から分かったことは、頭で考えるだけではなく、実際に行動に移さないと何も始まらないということ。そして、夢を叶える過程がどれだけ楽しいか、ということも!今の私なら、目標ができた途端、すぐに行動を起こすでしょう。

02.
失敗の先に成功がある

以前の私は、人の目ばかり気にして、自分の本当にやりたいことができませんでした。ミスをして周りに悪い印象を持たれるのが怖かったのです。

しかし完璧な人などいないこと、世の中は不完全であることに気づき、心のままに生きようと決心しました。

そうして、人の目を気にしなくなった途端、自分の本当の価値を知ることができたのです。他人のフィルターを通してではなく、しっかりと自分の目で見つめることができるようになりました。結果、私は以前よりも楽しい人生を送れています。

今の自分を愛しているので、たとえ何かに失敗したとしても、自分自身を嫌いになることはありません。

03.
決して逃げ出さないこと

私は「安定」という呪縛から抜け出すために、メキシコでサーフィンレッスンを受けました。この経験はとても大きな転機!なにしろ2ヶ月前に泳げるようになったばかりでしたから。

レッスン中は、サーフボードに立って波に乗ろうとするたびに海に落ちてしまいました。少なくとも20回は…。何度ももう辞めようかと思いましたが、続けたんです。

慣れ親しんだ環境にいると「これが自分のあるべき姿なんだ」と勘違いしてしまいます。結果的に、ある程度の力しか発揮しなくなります。一方で、未知だらけの空間では何をしたらいいかわからないので、とにかく全力を尽くそうとします。私の場合は、サーフィンにチャレンジしたおかげで困難への対処法や忍耐力がつき、今では「たくさん失敗をして良かった」とさえ思っています。

──私は今、前進し続ける強さを手にしたと確信しています。これからも安全な道に逃げようとせず、新しいことへのチャレンジを続けて、もっと自分を好きになりたい、と。

あなたがもしも今「心地いい環境」にいるなら、一度抜け出してみませんか?そこにはきっと、素晴らしい世界が待っているはずだから。

Licensed material used with permission by Elite Daily
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。