人生の中間地点!40代男性に贈る「これから40年の生き方」

「人生80年」とはよく耳にする言葉ですが、となると40歳はちょうど中間地点です。まさに今!というあなた(特に男性)はぜひこの記事を読んでみてください。

男性学の第一人者である田中俊之さんの著書『〈40男〉はなぜ嫌われるのか』より、「40男に贈る、今後40年に生き方」をまとめてみました。きっとこれからの人生の参考になるはずです。

01.
一度立ち止まり
自分なりの理想を考える

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40男になって痛感したのは、特に知的になったわけでも精神が成熟したわけでもない、ということだ。内面の成長は高校生ぐらいでストップし、体だけがどんどん老けていく感覚がある。それでも、大人として責任だけは重くなっていくのだから、正直言って少し怖い

ただ、賢くなっていなかったとしても、自分の頭で考えることを止めてはいけない。思考を停止すれば、これまでの40年が瞬く間に過ぎて行ったように、これから先の40年間もいつの間にか時間が経過して、僕らの人生は終わりの時を迎えてしまうはずである。それだけは避けたい。

書店にはたくさんの自己啓発本や生き方の指南書が並んでいる。中年向けの書籍もたくさんあった。参考にするぐらいであればかまわないだろうけれど、ほとんどの本は、自分で考え、自分なりの理想を形作れる人にとっては不要だと思えた。

ある女性誌では、イクメンを超えたイケダン(イケてるダンナ)をフューチャーしている。イクメンに期待される仕事と家事・育児に、外見の良さが加わったのがイケダンだ。こうした実現不可能な理想が、僕ら40男を追いつめる。でも、自分の目指す姿が理解できていれば、こうしたメディアの流す無価値な男性像に振り回されて苦しむこともなくなるはずだ

40男の僕らは立ち止まるべきだ。人生の中間地点で、自分自身について省みなければならない。その上で、自分なりの理想的な生き方を模索していく必要がある。ここで徹底的に自分の頭で考えぬいた40男は、どのような道を歩むにせよ、人生を豊かなものにしていけるだろう。

02.
自分が「中年」で
あることを悟る

映画監督の伊丹十三が訳した『中年を悟るとき』(1996年)という本の冒頭に、中年宣言と題された文章が掲げられている。

中年になったからといって、なにも哀れな存在になったわけでも、申し訳ない存在になったわけでもない。

若くないことを恥じる必要なんか毛頭ない。むしろ逆なんだ。われわれ中年は象より賢く、鳥よりも狡猾であり、力強さにおいては狼を凌ぐのだ。

われわれ中年は己を知っている。人生において何が大切であるかを弁えている。われわれ中年は世間の何たるかを知っている。人間の機微が分かっている。加うるに、自分の成し遂げようとする目標を持っている。

同時に己の限界を承知している。そして、何よりも、人生の楽しみ方を知っているのだ。もしあなたがこの本のページを繙き、時に「ウン、これは俺と全く同じだわい」などと呟いてニヤリと笑ったら、あなたは紛れもなく中年である、とお祝い申し上げよう。

「むしろ逆なんだ」というフレーズには、素直に勇気づけられる。これからの人生を価値のあるものにしていくためには、若さを失うことを嘆くのではなく、年を重ねていくことを受け入れて、肯定する必要がある。中年宣言には40代以降の人生を豊かにするためのヒントが詰まっている。

ただ、僕ら40男が自分を知っていたり、人生で何が大切かを理解できているかと言われると、不安になってくる。はっきりとした目標を持てているだろうか。子どもっぽい実現不可能な夢を手放し、自分なりの夢を描くことができているだろうか。自分の限界を、十分に把握できているだろうか。

03.
定年後20年の生活を
視野に入れる

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40男の今後の人生は、大きく2つに分けられる。ひとつはこれまでの生活の延長線上にある働き手としての20年であり、もう一つは仕事を辞めてからの20年だ。同じ20年と考えてはいけない。後半の20年は、仕事がない状態で生活することになる。就職をして以来、40年ぶりに膨大な自由時間が与えられる。

とはいえ40男が60代になる頃には、年金の支給年齢の引き上げによって、定年が70歳まで延長されたり、そもそも仕事を辞めること自体が許されなくなっているかもしれない。定年退職者はやることがなさすぎて解放感ではなく虚無感を味わっている人も多いというから、こうした事態を朗報だと思う40男もいるはずだ。働いてさえいれば、やることはあるし、とりあえず、悩みからは逃れることができる

しかし、落ち着いて考えてもらいたい。死ぬまで思考停止を続けるつもりなのか。定年退職すれば、ようやく仕事をしていなくても誰にも後ろ指をさされず、自由な時間を確保できる。もちろん、残りの人生の使い方をじっくり吟味した上で、働く意思と能力があるならば仕事を続けるのもいいだろう。しかし定年延長は、自分の選択肢を吟味する時間さえ奪っていく危険性もはらんでいる。

04.
若者を叱咤するのではなく
「見守る」存在になる

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先日、ちょっと休憩しようとチェーンのカフェに入り、チーズケーキとコーヒーを注文した。「この時間帯ならアイスクリームのついたセットがお得ですよ」と若い男の店員に言われたので、素直に受け入れて注文をする。

「900円です」

解せない。400円のチーズケーキと310円のコーヒーの合計は、710円だ。セットにして安くなっているはずなのに、どう考えてもこの値段はありえないだろう。どれだけ高級なアイスクリームなんだ。

「900円ですか?」

温厚な態度で僕は尋ねた。正確には覚えていないが、この時点ではなんなら微笑みさえ浮かべていたことだろう。

「アイスをつけたので900円です」

平然と言ってのけたのでとりあえず、支払いを済ませレシートを受け取る。するとセット割引マイナス70円と共に、アイスクリーム130円が2回打たれている。セットの正しい値段は770円だったわけだ

別の店員にレシートを見せて事情を説明すると、その場で謝罪され、後でテーブルに新しいレシートと130円を持ってきた際にもお詫びを言われた。解せない。「アイスをつけたので900円です」と堂々と主張したあいつは謝りにこないのか。怒りが頂点に達しようとしたその瞬間に、「あ〜いるな、こういうおじさん・・・・・・」と我に返った。

新人だったのだろう。セットをお薦めするというマニュアルに従って接客し、ただ単にレジを打ち間違えただけだ。そうした事情を加味せずに、下手をすれば店員の教育のためだと自分の感情を正当化して、クレームを入れてしまうところだった。冷静になって考えてみると、丁重に扱われるべき自分がないがしろにされた、というのが気分を害した一番の理由だ。ずいぶんと偉くなったものではないか。

しばらくすると、同じケーキセットを注文した女性の2人組が僕の隣に座った。一度ミスしたのだから、今回はきちんと対応できたに違いない。とにかく自分の鬱憤を晴らしたいなら別だが、店員の教育のために文句を言う必要などなかったのである。

『〈40男〉はなぜ嫌われるか』(著:田中俊之)

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