さて、どっち。直感派の人は浮気する可能性が高い?低い?

とっさの判断を迫られたとき、直感や本能に頼るほうが結果的に正解だった場面ってありますよね。たとえば運転中や、初対面の人の第一印象とか。

また、いわゆる「直感派」や「本能派」と呼ばれる人たちも、何も考えずに危機回避をしているわけではなさそうです。

「直感派」はモラルを守る

まず「直感力」とは、あまり深く考えず、意識と無意識をつなげて、本能を直結させることだそうです。直感派の人は「悪い予感」のチカラも信じていますが、多くの人は虫の知らせなど、それほど気にしませんよね。

ミズーリ大学コロンビア校の大学院生サラ・J・ウォードと心理学教授ローラ・キングが行った「直感力に関する研究」によれば、何かを決断するときに「直感」や「インナーボイス(内なる声)」を信じる人は、とくにモラルに反することを嫌う傾向にあったとか。

また彼らは、浮気や盗みはせず、過去の似たような経験の中から思い返し、踏みとどまっているのでは?という分析も。

そういった罪悪感を覚えるようなことに手を出したとき「汚れてしまった」という感覚になり、手を洗い、猛省するそうです。

内なる声を信じて
「裏切り行為」はしない

また、同研究で「上位成績者は賞金をプレゼント」というIQテストを実施したところ、なんと成績の上位23%が不正をするという事態になったそうです。

しかし「直感派」は、自分がズルをしたあとのことを想像し、不正を思いとどまりました。

「直感派」と聞くと、恋愛にも積極的なイメージがあるかもしれませんが、じつは誠実なお付き合いができる可能性が高い、というのが今回の研究をもとにした分析のひとつ。

もし自分に魔が差してしまったときも、「やってしまったあとのこと」を思い浮かべて、踏みとどまり、パートナーを大切にしたいものですね。

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