環境問題を考えていたら、いつの間にかゴミを身にまとっていた男

彼の名はロブ・グリーンフィールド。持続可能な社会を目指し、環境保護を訴える活動家だ。特注の透明スーツを羽織り、これから30日間で自分が出すゴミをすべて身に付けていくらしい。

これは、普段あなたたちが排出しているゴミの量だ

アメリカ人が生み出すゴミの量は、1日で約2kg。それが一体どの程度のものであるかを可視化し警鐘を鳴らす取り組みが、この「Trash Me(トラッシュ ミー)」プロジェクト。

プロジェクトのために、余計にゴミを排出したりはしない。あくまでも、一般的な生活を送ることがルールだそう。

改札だって一苦労。

地下鉄では隣の乗客に嫌がられたりも。

それでも彼がこのプロジェクトを続ける理由──。

「ほとんどの人は、自分が普段どれくらいのゴミを出しているかなど気にしない。一度ゴミ箱に捨てれば、もう二度とそのゴミのことを考えたりはしないんだよ」

一見すると汚いゴミ男。しかし、心は誰よりもキレイで澄み切っている。一人ひとりの気の持ちようで、状況は少しずつ変わっていくはず。この動画を“見て終わり”ということにだけはしたくない。

Licensed material used with permission by Rob Greenfield
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。