ブラックジョークで知る、外国人から見た「日本人像」

「われわれ日本人は、世界中でこんなにネタにされている!」。そんな切り口で約10年前に発行され、またたく間にベストセラーになった本を覚えているでしょうか?

早坂隆さんがまとめた『世界の日本人ジョーク集』は、外国から見た「日本人像」をコミカルに紹介し、なんとシリーズ累計100万部を突破しました。

なかにはバブル時代の名残や、ステレオタイプなイメージもあり、さすがに当時と比べると日本人のイメージもだいぶ変わってきたように思いますが、「確かにあるかもな」と思いながらお楽しみください。

2020年にはTOKYO五輪も控えている日本。もしかしたら、まだこんなイメージで見られているかも?

01.
日本人=会社人間

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ある時、神様の前に各国の人々が集められた。神様が聞いた。

「あなたはお金で幸福が買えると思いますか? もしも買えるというのなら、あなたは買いますか?」

フランス人はこう言った。
「私はワインとチーズさえあれば幸福です。それ以上は望みません」

イタリア人はこう言った。
「私はサッカーとパスタさえあれば幸福です。それ以上は望みません」

日本人はこう言った。
「買えるのならもちろん買いますよ。あと、領収書をお願いします」

かつては「企業戦士」なんていう言葉も流行ったくらい、いわゆる「会社人間」が多かった日本。終身雇用や年功序列の慣行が崩れ、欧米式の成果主義が目立つようになってきたとはいえ、やっぱり日本人に「働きすぎ」というイメージを持つ外国人はいまだに多いそうです。

たとえば、こんなブラックジョークも。

アジアのある貧しい村のはずれ。一人の青年が歩いていると、道の端に奇妙な形をした古いランプが落ちているのを見つけた。それは、なんと魔法のランプであった。煙と共にランプから現れた魔人は、その青年に願いを2つ叶えてあげようと言った。

喜んだ青年は、まずこう言った。

「そうだな。俺はこんな村を出て日本へ行きたいな。俺を日本人にしてくれよ」
「おやすい御用」

気がつくと、彼の姿はすっかり日本人になっていた。手には日本人としてパスポートが握られていた。

「では、次の願い事は何かな?」

しばらく彼は考えていたが、やがてこう言った。

「そうだな、俺はもう仕事なんてごめんだな。一生、働きたくないよ」
「おやすい御用」

気がつくと、彼は元の姿に戻っていた。

02.
控えめで「あいまい」

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国際会議において有能な議長とはどういう者か。

それはインド人を黙らせ、日本人を喋らせる者である。

こんなジョークが成立するほど、日本人は主張が弱く態度があいまいだ、と言われ続けてきました。「言わずともわかる」ことを美徳とし、それがある種の文化的な申し合わせでもある日本に対し、欧米の特にアメリカでは「言語化できないものは無いものと同じ」という前提があると言ってもいいほど、意識の違いがあるでしょう。

それは、抗議をするときですら「自己主張の弱さ」や「その場を丸く収めよう」という気持ちが働いてしまうのも日本人の性質かもしれません。

ある時、アメリカの新聞が「日本人は表現が曖昧で、何を言いたいのかハッキリしない。日本人は堂々と主張のできない民族だ」という題名で特集を組んだ。数日後、日本人らしき人物からの投書があった。それにはこう書かれていた。

「先日の貴誌の記事についてですが、より幅広い議論を検討していただいた上で、前向きに善処していただければ幸いと存じますが、いかがなものでしょうか。(匿名希望)」

03.
アニメ・マンガで
世界を席巻した国

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ある日、神様が最近の天国の様子を見ようと思い立ち、天国のあちこちを歩いて回った。しかし神様は、どうも以前とは天国の雰囲気が異なることに気がついた。

楽しげに歌を唄う者もいないし、ハープを奏でる者の姿も見えない。特に、いつもかわいらしい笑顔を振りまいていた天使や子どもたちの姿が一切見えないのだ。不思議に思った神様は、一人の男に尋ねた。

「天国で何かあったのかい?」

すると男は答えた。

「日本人がテレビを持ち込みましてね。アニメの放送が始まったんですよ。みんなそれに夢中でして」

もはや説明の必要もないほど、日本のアニメーションやマンガは世界中に多くのファンを抱えていて、『ドラゴンボール』から『機動戦士ガンダム』、『ポケモン』、宮崎駿作品まで、挙げればキリがないほど数多くの日本の作品が席巻しています。

もちろん、それをきっかけに日本を知り、好きになり、来日している外国人観光客も増える一方なんです。

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