頭痛や風邪がつらいとき、カラダから「毒素」を追い出す食事って?

風邪、喘息、口内炎…多くの病気の原因は、カラダに蓄積している「毒素」が大きく影響していると言われています。その「毒素」をカラダから排出して体調を整えるためのヒントは、アーユルヴェーダに基づいた食事法にありました。

蓮村誠さんの著書『毒出しごはん』から、病気を予防・改善する食事法を学んで、ココロもカラダもリセットしてみませんか?

01.
頭痛
→温かい食事

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頭痛には3タイプあり、それぞれ対処法は異なります。

1:キリキリとした鋭い緊張性頭痛
睡眠不足や不規則な生活からくるヴァータ(※2)の乱れが原因。患部を温めましょう。

2:ズキンズキンと激しく痛む偏頭痛
アルコールや刺激物などによるピッタ(※3)の乱れが原因。患部を冷やしましょう。

3:ぐーっと締め付けられるような頭痛
天候の悪いときや気圧の低いときにカパ(※4)が乱れるのが原因。温めて、消化の良い食事をしましょう。

頭痛が起こりやすい人は温かい食事を心がけ、夕方の空腹時には完熟フルーツを食べることをおすすめします。また、熱くて辛い食べ物のあとに冷たいアイスクリームなど、「質の異なるものを一緒に食べる」という行為はやめましょう。

【キクごはん】
かぼちゃ、アスパラガス、ズッキーニ、イエロームング豆、クスクス、全粒粉のパン、インディカ米、ターメリック、ぶどう、ざくろ、甘いキウイ、りんご

02.
口内炎
→ごま油のうがい

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消化しきれなかった毒素が体内を循環し、口腔内の粘膜に付着して炎症を起こすと口内炎になります。つまり、食べ過ぎてから数日後に発症するのです。予防するためには、大前提として食べ過ぎないこと。とくに甘いものを過剰に摂ると、口内炎になりやすいです。

もう一つ試してほしいのは、「ごま油のうがい」です。ごま油といっても使用するのは「太白ごま油」。無色でにおいがないので、アーユルヴェーダでは、うがいのほかにマッサージでも使われています。虫歯や歯周病の予防にもなるので、大さじ1杯のオイルでうがいをして、口内環境を整えましょう。

【キクごはん】
太白ごま油

03.
喘息
→大根の葉

喘息や花粉症などアレルギー性の疾患は、カパ(※4)の乱れが原因です。カパを乱しやすい食品を避けるのはもちろんですが、意外と気をつけなければならないのがネバネバ食品なのです。健康によいイメージがありますが、これらにはカパがたっぷり。喘息の人は極力控えましょう。逆に積極的に摂ってほしいのは、緑の野菜。とくに大根の葉は、カパを整えてくれるのでおすすめです。

砂糖はカパの症状を悪化するので、どうしても甘いものが食べたいときは、生のはちみつを。空腹時にティースプーン1杯舐めると、カパが整います。

【キクごはん】
小松菜、アスパラガス、ほうれん草、にがうり、ズッキーニなど緑の野菜、大根の葉、加熱処理されていない生のはちみつ

【NGごはん】
カパを乱しやすいもの(砂糖、クリーム、乳製品、お刺身など)、ネバネバ食品(オクラ、めかぶ、納豆など)

04.
花粉症
→糖分と塩分を控えめに

花粉症の原因はカパ(※4)の乱れから起きます。春は冬にたまったカパが温かい陽気で溶け出し、発症します。つまり冬場にカパをためないように注意すれば、花粉症の症状が軽減されるのです。

冬はクリスマス、お正月、バレンタインデーとイベントが目白押しですが、カパたっぷりの甘いものの摂取量を上手にコントロールして、料理の塩分も控えるようにしましょう。

【キクごはん】
白湯、はちみつレモンジュース、バジル、タイム、クローブ、クミン、マスタードシード、ターメリック、しょうが、黒こしょう、マジョラムなどのハーブ

【NGごはん】
ケーキ、チョコレート、きんとん、お餅、塩分の多い料理

05.
貧血
→ズッキーニやアスパラガス

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貧血になると「血が足りない」と、鉄分の多いものを食べがちですが、消化力が落ちて貧血になってるということも…。血液は、食べたものがきちんと消化吸収されていれば適切につくられるものなので、しっかり消化されていなければ意味がないのです。むやみにレバーを食べるのではなく、まずは消化力を上げましょう。

よい消化力を持つためには、ピッタ(※3)を強くするのではなく、ピッタを刺激しない食事をして、バランスを整えましょう。

【キクごはん】
ズッキーニ、アスパラガス、小松菜など緑の野菜、加熱調理した白菜、かぶ

【NGごはん】
唐辛子を使った激辛料理、油分の多いもの、スナック菓子、カフェイン飲料(コーヒーや紅茶など)、アルコール

06.
風邪
→うどんより日本そば

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風邪のときに出る咳やたん、鼻水などの粘液は、たまっているカパ(※4)が熱によって溶け出したもの。カパを整えるためには、消化の良い温かいものを食べるのが第一。塩分少なめの野菜スープや鍋ものを、あまり夜遅くない時間帯に食べるようにしましょう。

消化にいい食べ物と聞くと、うどんを思い浮かべる人は多いはず。しかし、うどんは精白小麦粉を使用しているので、炭水化物でもなかなか消化しにくいほうなのです。麺類なら、うどんよりも日本そばを。また、おかゆも新米を古米に換え、スパイスを使用しましょう。岩塩をギー(※6)で炒めたものをふわっとかけると、さらに栄養たっぷりの食事になります。

【キクごはん】
塩分少なめの野菜スープや鍋もの、日本そば、古米、インディカ米、しょうが、黒こしょう、クミン、ターメリック、岩塩をギーで炒めたもの

【NGごはん】
肉、魚、揚げもの、生もの、冷たいアイスクリーム、サラダ

※1 ドーシャ:人の体質や性格を決める3つのエネルギー(ヴァータ、ピッタ、カパ)
※2 ヴァータ:落ち着きがなく冷えやすい人はこのエネルギーが強い
※3 ピッタ:短期で炎症を起こしやすい人はこのエネルギーが強い
※4 カパ:内向的でむくみやすい人はこのエネルギーが強い
※5 オージャス:生き生きとした生命エネルギー
※6 ギー:無塩バターを精製して、たんぱく質と水分を取り除いた純粋な油

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