明治以前の日本、双子の兄弟・姉妹の決め方は曖昧だった。

何気ない一日に思えるような日が、世界のどこかでは特別な記念日だったり、大切な一日だったりするものです。

それを知ることが、もしかしたら何かの役に立つかもしれない。何かを始めるきっかけを与えてくれるかもしれない……。

アナタの何気ない今日という一日に、新しい意味や価値を与えてくれる。そんな世界のどこかの「今日」を探訪してみませんか?

双子の日

今日は「双子の日」だそうです。

2月2日とか、11月11日とか、数字が重なる日でもいいようなものですが、12月13日は双子にとって重要な一日。

1874年のこの日、「双子は先に生まれた方を兄・姉とする」という太政官布告が出されました。つまり、このとき初めて多胎児の兄弟姉妹の定め方が出生順と定められたのです。

ということは、それ以前はどうだったの?

なんでも、明治以前の日本では双子が生まれた場合、どちらが長男・長女とするかは決まっていなかったんだそう。(ウソでしょ) 先に生まれた子を弟妹としていた地域もあり、明確な決まりもないものだから、双子の捉え方はさまざまだった。

なぜか?

先に妊娠し、母体により近い子が兄であり姉である。という考えかた。ただ、そうすると出てくる順番は逆にになりますよね。うーん、わからないでも……ない。

というわけで、地域ごとに兄弟が逆転していた状況が現在の出生順へと定めた背景には、1871年に制定された戸籍法があります。

それまで各府県ごとに行われていた戸籍作成に関する規則を全国的に統一する必要ができた。よって、双子のどっちが先問題に終止符が打たれたというわけ。双子さんたちにとって重要な一日という理由はそこにありました。

ちなみに、双子が生まれる確率ってどのくらいだと思います? 厚生労働省の人口動態統計(2019年)によれば、全国の分娩件数が87万5470だったのに対し、双子は8937。およそ1%ということになります。

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