20代後半でぶつかる壁。人生って、難しい?それとも簡単?
人生についていろいろ考えはじめちゃう、20代後半。確かに何歳のときでも悩みは尽きないんですが、とくに30歳になる前に知っておいてもらいたいことが「Elite Daily」で話題になっていたので紹介したいと思います。まとめているのは起業家であり、哲学者でもあるポール・ハドソン氏。
「そんなの当たり前」と思っていたことこそ、意外な気づきを与えてくれるかもしれません。
01.
困難は誰にだって
降りかかる
自分だけが不幸の渦に飲み込まれているような感覚に陥ることもあるかもしれない。けれど、解決しなければいけない問題は誰にだってやってくるもの。誰もが、襲い来る問題をひとつずつ解決しながら前に進んでいくのだ。
02.
気持ち次第で
世界は変わる
物事には、必ずいくつもの顔がある。それは見る方向、光の当たる角度でまったく異なる表情を持つ。何かに行き詰まったら、思い切って真逆を向いてみることだって必要だ。新しい世界を創るのではなく、世界の新しい表情を見つけ出すのだ。
03.
コントロールできないことは
数えきれないほどある
すべてが思い通りになる人間なんて存在しないどころか、この世の中はコントロールできないことだらけだ。でも、そもそもすべてを思い通りにする必要なんてあるのだろうか?予想外のことが起きるからこそ「感動」するのが人生だ。
04.
コントロールできるものも
少しだけある
まずは、自分のコントロールから始めるのが一番簡単だ。周りの誰かや環境をコントロールすることに比べれば、恐ろしく難易度は下がる。自分を変えれば、周りも変わる。
05.
自分の道は
自分で切り開くしかない
あなたの人生を誰よりも把握しているのは、あなた自身。究極のところ、自分で考え、自分で決定し、自分で行動しなければならない。たとえ誰かに言われたとしても、行動に移すかどうかはあなたが決めること。目の前にある世界は、すべて自分で選択した結果なのだ。
06.
しかし、実際に
切り拓ける人は少ない
道をつくれる人というのは、少ない。整備された道路を進むほうが早くて快適だからだ。凸凹の地面に生い茂った草むら、危険な動物や、アクシデントを乗り越えて、突き進んだ結果、行き止まりだった、なんてことも往々にしてあるのが人生だ。
07.
幸せは流れていくもの
しがみつくべきじゃない
水は、流れることでその鮮度を保つ。すべての物事は動かなくなった瞬間からホコリをかぶっていく。人生をよく観察し、流れてきた幸せを掴み、去るものは追わず、新しい幸せを見つけよう。
08.
みんなが最高に幸せなら
人類の進化は止まる
解決しなければならない問題があるからこそ、人間は考え、試行錯誤して、成長していく。そして人間は一人ひとり違う。意思がある限り、そこには違いが生まれ、解決するためのアイデアが必要になる。
09.
人生は公平ではない
ビル・ゲイツは語った。
「人生は公平ではない。それに慣れなさい。世界は君の自尊心を気にかけてはくれない。君の気分に関係なく、君が仕事を終わらせることを期待している。君が失敗したら、それは両親のせいではない。文句を言わずに学べ」
地球上には、それぞれ異なった資源のもとに生活する人々がいる。公平でなくて当たり前なのだ。アイデアはそれを限りなく公平に近づけるための道具だ。
10.
人は失敗をするもの
失敗をとがめられることも多いかもしれない。しかし失敗は、必要不可欠なものだ。失敗しない人というのは、何も挑戦していない証拠だ。大切なのは、失敗を活かすこと。目的に対して取った行動がどれだけズレていたのか、何が原因なのか、分析して、微調整を繰り返すことで、狙うべきターゲットの中心に近づけていく。
11.
物事は変化する
しかし、すべてではない
世の中はつねに変わっていくものだ。新しい人が生まれ、新しい社会が創られていく。ただあなたが生きている一瞬が、もう2度とやってこないものだという事実は、変わらない。
12.
世界にはリードする側と
される側がある
社会が形成されている限り、リードする人とそれに従う人が存在する。そして潜在的に、支配する側とされる側に分かれる。それは善悪ではなく、支配することが愛である場合もあれば、その逆もある。
13.
すべての真実を
知る術はない
物事には、複数の顔がある。そして真実は、時代と共に変わっていくものでもある。世界に散らばる何百万通りの真実を、リアルタイムで追い続けることができる人やものなんて存在しない。あなたが信じたことが、真実なのだ。