地球上からいなくなるかもしれない18種類の動物。「ウーパールーパー」が絶滅の危機に!
「Spirit Science and Metaphysics」の記事には、18種類の動物が掲載されています。そのほとんどは、多くの人にとってこれまで目にしたことのないものでしょう。 それもそのはず。ここでまとめられているのは、絶滅の危機に瀕している動物たちばかり。中には、ここ数年の調査で生存を確認できていないものも含まれています。 ※Written by : Steven Bancarz
驚くことに、現在発見されているうちの33%もの動物たちが、絶滅の危機に瀕しています。ここに、あなたが死ぬ前に絶滅してしまうかもしれない18の動物をまとめました。
01. ズキンアザラシ
北大西洋の小さな領域で発見されて以降、数多くが狩猟されています。このアザラシの頭の上部にある鼻腔はユニークな特徴として知られており、泳いでいる時は膨らんだりしぼんだりします。恐怖を感じている時や、仲間を引き寄せる時もふくらみ、健康と高い地位の象徴としても考えられています。大きいもので、体重は400キロ以上、体長は2.4メートルほど。
02. キノボリカンガルー
ニューギニアおよびオーストラリアのクイーンズランド州の熱帯雨林に生息しています。その名の通り、木の上で暮らすカンガルーの一種。狩猟や森林伐採により、数は以前の1%にまで減少している。
03. ヒゲワシ
エベレスト、ヒマラヤ、ヨーロッパ、アジアなどの山岳地帯に生息しています。世界自然保護基金(WWF)は、現在の数を約1万羽と推定しています。
04. メキシコサラマンダー
日本ではウーパールーパーの名前でも知られる両生類で、中央アメリカのいくつかの湖に生息しています。2010年以来、絶滅の危機に瀕しており、2013年に実施した調査では、野生のメキシコサラマンダーを見つけることはできませんでした。
05. サイガ
モンゴルのジュンガル盆地や、ユーラシア草原に生息しています。不思議な鼻を持っていますが、これが驚くほど柔軟。群れで移動する際に生じるホコリが、中に入るのを防いでくれます。狩猟や生息地の喪失により、今では数千頭しか存在しないと言われています。
06. ホライモリ
中央および南東ヨーロッパの洞窟に生息している、数少ない完全水棲両生類の1つ。水中で食事をし、眠り、成長します。目はまったく発達しませんでしたが、驚くべきほどの聴覚と嗅覚を持っています。水の汚染が、そんな彼らを絶滅の危機に追いやっているのです。
07. キンシコウ
作家デイビッド・アッテンボローは、キンシコウを「妖精」と呼びました。アジアに生息しており、なんと標高4,000 メートルの場所に住んでいることも。彼らもまた、森林破壊のため絶滅へと向かっています。
08. インドガビアル
世界に生息するインドガビアルの総数は235匹以下で、そのほとんどがインド亜大陸に生息しています。体長は6メートル、体重は160キロにもおよび、川の支配者として、細く長い顎で素早く狩りを行い魚を食べます。人間による乱獲により、その数は以前の2%まで減少。
09. テングザル
ボルネオ島で見つかったこの不思議な猿は、巨大な腹と鼻が特徴。オランダ人移民がボルネオ島に着いたとき、彼らが偉大な勇気を持っていたことから、インドネシア人がこのテングザルを「オランダの猿(Dutch monkey)」と呼ぶようになったそう。その数は、森林伐採の結果、過去40年間で50%も減少しました。
10. カワゴンドウ
南アジア、東南アジアの沿岸地域に生息しています。丸いドームのような額と短いくちばしが特徴。研究によると、乱獲のために現在77頭しか生息していないと言われています。
11. ヤシガニ
世界最大の節足動物として知られており、体重はなんと9キロ。ココナッツの木に登り、その強力な爪で押し潰します。珍味としても知られ、一部の地域では保護されています。
12. フクロウオウム
世界でもっとも太ったオウムで、その重さのため飛ぶことができません。もともとはニュージーランドの動物。ヨーロッパによる植民地化に伴い、彼らが連れてきた猫の餌として利用されました。現在は、わずか128羽が捕食者のいない島で保護されています。彼らを救いたいと思うかたは、こちらへ。
13. ジュゴン
4種しか存在しない「海牛」という生物のうちの1つ。アフリカ東海岸の太平洋に生息しています。肉や油のために捕獲され続け、絶滅の危機に瀕しています。
14. スローロリス
スリランカのホールトン・プレインズ国立公園に生息するほっそりとしたスローロリスは、1937年以来、わずか4回だけ発見され、1939年から2002年までで完全に姿を消しています。彼らには優れた夜間視力を備えた大きな目があります。さらに、彼らの肉がハンセン病を治す効果があるという迷信もありました。
15. グーティースパイダー
タランチュラの一種で、小さなインドの森に生息しています。美しい色をしたグーティースパイダーの購入のために、500ドル(約6万円)も出すコレクターもいるほどです。
16. マーコール
ファンタジーの本からそのまま出てきたような見た目。パキスタンの国獣とされているのも納得です。品の良さと素晴らしいスタイルのため、ハンターの恰好のターゲットとなっています。現在では、約2,500頭しかいないと言われています。
17. クアッカワラビー
オーストラリア南西部で見られる、とてもフレンドリーな動物。穏やかな性格で、野生の犬やキツネに対して友だちになろうと近づくそうですが、そのために危険にさらされてしまうことも多いようです。
18. オカピ
「キリンシマウマ」として知られるオカピ。イギリスの探検家によって1,800年代に発見され、その名が知れ渡りました。ですが、彼らが実在している動物だと誰も信じることができなかったようです。今日では、コンゴにのみ生息し、その数は1万〜2万頭とされています。 環境保護をもっと主張しましょう。私たちは、自然世界とその生息環境に、細心の注意を払う必要があります。そうすることで、多くの動物を絶滅の危機から救うことができるのです。
Source: Spirit Science and Metaphysics About the author: Steven Bancarz is the creator of ‘Spirit Science and Metaphysics’. For more articles by him visit his website at www.spiritscienceandmetaphysics.com. You can also find him on Twitter and YouTube.