「10人中9人が見えない画像」あなたは見える?

この画像に何が写っているのか、分かるでしょうか?なんと、10人中9人が見えていないのだそう…。

WWFのパンダ 

どうでしょうか?ちょっと目がチカチカしますが、見えない…という人は、画像をもっとスクロールしてみるといいかも。

画像に
写っていたのは…

おそらく見えていた人も多いかもしれません。そう、写っていたのは「パンダ」です。しかし、どうやらそれだけでは「見えていた」とは言えないのだとか。この絵には、こんな意味が隠されていました。

画像右下に書かれた
あるメッセージとは?

WWFのメッセージ

「THEY CAN DISAPPEAR(絶滅する可能性アリ)」

このパンダのマークは、環境保護団体「WWF」のロゴとして知られています。「Come on England !」によると、画像は2010年にロシア人アーティストによってつくられたもの。SNSに投稿されたことで再び話題になりました。

制作した「Ilja Klemencov」は、年々パンダの個体数が減少していることをもっと多くの人に認識してほしいと考えていたそうです。つまり、10人中9人に知られていなかった事実、を意味していたのがこのイメージだったというワケ。

WWF」に掲載された2015年の中国政府の発表によれば、絶滅危惧種に指定されている「ジャイアントパンダ」の推定個体数は1,864頭。うち、1,246頭が保護区域内で生息中。ここ十年ほどは増加傾向にあると認識されているようですが、たしかに知らなかった人も多いのかもしれません。動物や自然環境について、改めて考えさせられる画像でした。

画像のパンダがまだ見えない!という人は、WWFのWEBサイトを確認してみてくださいね。

 

Licensed material used with permission by Klemencov
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。