初対面でも絶対会話が弾む、「伝え方のテクニック」って?

自己主張が求められる場面以外では、自分の話は会話を弾ませるときの「潤滑油」程度で使うだけ。交渉の席のように相手を説得することも、お笑い芸人のように相手を笑わせることも、必須ではないのです。下記で紹介するのは「伝え方」において大切な行動。あなたにはできていますか?

01.
考えがまとまっていなくても
結論先行を意識する

Businessteam wrapping up a meeting with handshake

話すことは苦手ではないのに会話が弾まない人に多いのが、「前置きが長くて結論を言わない人」。会話を弾ませるなら「結論先行」を心がけましょう。

大勢で会話が弾んでいるときほど、その場のテンポを優先し、各自が小気味よく発言することが求められます。もし結論が決まっていないなら、それも結論。「もうすこし考えさせて」でも「多数決とってみる?」でもいいわけです。

02.
体験談を語るときは
「絵を描く」ように

自分の体験談を相手に伝えるときは、絵を描くように説明してみましょう。

目に映った光景、印象に残った音、匂い、感触、味など、五感で感じたことを丁寧に描写しつつ、そのときの心境なども伝えましょう。さらに臨場感を出すなら「ドキドキ」「ザーザー」「ゴロゴロ」といったオノマトペ(擬音語)を織り交ぜたり、直喩(「バケツをひっくり返したような雨」)などを使って見るとさらに効果的です。

体験談に興味を持ってもらうための会話術をいくつか挙げておきます。

・嫌な体験をした→「その瞬間、全身の毛穴からドッと汗が出てきてさ!」・美味しいものを食べた→「外がカリッ、中がふわっとしていて、キャベツの控えめの甘みがこれまた…」・痛い経験をした→「脳に電気が走って、気づいたら地面でうなっててさ…」・美しい景色を見た→「誰もいない砂浜に座って、オレンジ色の光に全身を包まれながら水平線を見ると…」

03.
相手の興味を惹きつける
パワフルな言葉を使う

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いくら面白い話を持っていても相手が聞いてくれなければ会話は弾みません。そのためには相手の興味を惹きつける強力な前振りをした方が効果的な場面がよくあります。

たとえば、「ここだけ」という前振り。内密性を演出することで、相手を自分の会話のペースに引き込むことができます。

このとき、普段とは違う声のトーンや表情にしてみたりすることで、さらに特別感を演出することができます。

この場合の特別感とは「普段は聞けない話をしてくれるくらい、私のことを信頼してくれているんだ」という、人の承認欲求を刺激する心理的な作用です。

強力な前振りがとくに有効なのは、相手が他のことをしているとき。スマホを触っている人、テレビを観ている人、仕事をしている人などにいきなり本題から話しかけても、手をとめて自分を見てくれるとは限りません。そんなときに「振り向いてもらう」ことができるのが前振りの威力です。

04.
話の全体図を見せることで
相手の“聞きたい感”が高まる

企業研修ではイヤイヤ参加させられている人もいるので、私は重要な話をする場面で相手の集中度を上げる工夫をしています。それは、要点を3つに絞り込む、ということ。

結局、人の脳が同時に処理できる情報量や、集中力が持続できる適量は3つくらいと言わていますし、話し手も3つに絞ると決めてしまえば重要ではないことが見えてくるので、自分の考えを整理するのにも役立ちます。

相手を説得するときに限らず、長めの話をするときは話の全体図を先に提示して、いまどこにいるのかを相手に理解させることで会話が弾みやすくなります。

05.
相手の理解度に応じて
会話を噛み砕く

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伝える力を向上させるには「簡潔に」「印象深く」そして「わかりやすく」伝えることを意識してみてください。なかでも「わかりやすく」話すことは、相手の理解を促進するので相手も会話に興味を持ちやすくなり、当然、会話も弾みやすくなります。

しかし、そうかといって「相手も当然知っているだろう」という姿勢でネタフリをするのは、配慮が欠けています。

自分の知識をひけらかすためにわざと難解な言葉を使う人は論外だとして、会話は相手の理解度に応じて噛み砕いたり丁寧に説明したりする工夫が必要です。

会話が弾むのは、どっち!?
コンテンツ提供元:ワニ・ブックス 

櫻井弘 Hiroshi/Sakurai

(株)櫻井弘話し方研究所代表取締役社長(株)話し方研究所顧問。製薬、金融、サービス、IT関連等の民間企業をはじめ、人事院、各省庁、自治大学校、JMAなどの官公庁・各種団体等でコミュニケーションに関する研修・講演を手がけ、研修先は1,000以上に及ぶ。近著に『大人なら知っておきたい、モノの言い方サクッとノート』(永岡書店)、『仕事ができる人は、なぜ「この話し方」をするのか?』(KADOKAWA/中経出版)など。

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