「夫妻が持つFacebook社の株式を99%寄付する」ザッカーバーグが出産報告とともに重大発表!
夫妻が持つFacebookの株式を99%寄付!?
つい先日、2ヶ月間もの育児休暇をCEO自ら取得したことで話題になったマーク・ザッカーバーグ氏ですが、またまた驚きの展開が…!
2015年12月2日の朝、同氏はプリシラ・チャン夫人との間に生まれた第一子の出産報告を自身のフィードに投稿しました。
その際、夫妻が持つ450億ドル(約5.5兆円)にも及ぶFacebook社の株式99%を慈善事業推進のために寄付するとの衝撃的なコメントを発表。とてつもないスケールの話ですが、一体どういうことなのでしょうか?
「プリシラとの娘、マックスが無事生まれました!彼女の誕生を祝って、この世界にある希望を手紙へと書き記します。
ぼく達の世代は、人類の可能性や平等を前進させています。たとえば、病気の治癒、個人に最適化した学びの提供、クリーンエネルギーの管理、人々を繋いで強いコミュニティを形成することや、貧困を減らしたり、平等な権利を提供すること、国境を超えて理解を広めていくことなどなどです。
これまで、子ども達にとって快適な世界をつくるために小さな役割を担ってきました。そして、私たちが持っているFacebook社の株式の99%(450億ドル、約5.5兆円)を、生涯をかけて世界をより良くしてくれる次の世代へと寄付していきます。
このコミュニティにいる人々、そして、出産をサポートしてくれたすべての人々に感謝を。私たちの希望を受け取ってください。マックスや世界中の子どもたちのために、世界を一緒に築いていきましょう」
次の世代へ繋ぐ
「Bloomberg」によれば、向こう3年は年10億ドル以上の株式を手放す予定はないそうです。が、一生涯をかけて徐々に寄付していくのだとか。
彼は、これまでにも慈善事業への寄付や投資を積極的に行ってきました。31歳という若さながら、年間約10億ドルにも及ぶ寄付を行い話題になったことも。
さらに、今回のような発言も初めてではありません。ビル・ゲイツとウォーレン・バフェットによって設立された寄付のプラットフォーム「Giving Pledge」では、"この世を去った時、自身が持つ財産の半分を何らかの方法で慈善事業に寄付する"との文章にサインしています。
なんともスケールの大きな話ですが、博愛主義で知られる同氏にとっては当たり前なことなのかもしれませんね。